
ジャン=マルク・ルイサダ ピアノ・リサイタル
那須野が原ハーモニーホールに行って来ました。
那須野が原ハーモニーホールの大ホールはパイプオルガンの設置工事のため来年の4月〜11月まで休館になります。
もしかしたら、休館前の最後の大ホールかも知れません。
小ホールは行く予定がありますが…
プログラムは
ショパン:4つのマズルカ op.67
・マズルカ第42番ト長調op.67-1
・マズルカ第43番ト短調op.67-2
・マズルカ第44番ハ長調op.67-3
・マズルカ第45番イ短調op.67-4
ショパン:4つのマズルカ op.68より
・マズルカ第46番ハ長調op.68-1
・マズルカ第47番イ短調op.68-2
ショパン:舟歌 嬰へ長調 op.60
ショパン:スケルツォ 第2番 変ロ長調 op.31
ドビュッシー:ベルガマスク組曲より 月の光
ドビュッシー:映像 第2集より
1.葉ずえを渡る鐘の音
2.そして月は廃寺に落ちる
3.金色の魚
ドビュッシー:映像 第1集より
1.デルフィの舞姫たち
2.帆
6.雪の上の足跡
8.亜麻色の髪のおとめ
10.沈める寺
7.西風の見たもの
ショパン:12の練習曲 op.10より 第2番 ホ長調「別れの曲」
ショパン:24の前奏曲 op.28より第17番から第24番
曲の説明は不要だと思うので省略します。
ルイサダ氏が登場し演奏を開始したのですが、何か違和感が…
良く見たら背もたれのある椅子に座って、背中を背もたれに付けたまま弾いていました。
途中で、前屈みになることもありましたが…
最初に通しでマズルカを演奏しました。
ルイサダの音は、非常にパワフル…
舟歌、スケルツォは別々に演奏し、月の光と映像 第2集は連続演奏でした。
今日の譜めくりのお兄さん…GJ?
普通ピアノの譜めくりは楽譜の右上をつまんで、暫くそのままでピアニストがそのページの演奏を終えたらめくりますが、彼はおもむろに椅子から立ち上がって、いきなり楽譜をめくっていました。
その譜めくりに躊躇はありませんでした(笑)
後半も映像 第1集は連続で演奏…
ショパンも連続で演奏… しかしプレリュードの18番でその事件はおきました。
何か変な音がして、ルイサダ氏も演奏を中断しました。
困ったような楽しんでいるような表情…
何とピアノの弦が切れました。
高音部だったので3本?ある弦のうち1つが切れたのでしょうか?
音は出るけど何か変でした。
調律師登場で、彼の作業をルイサダ氏がジェスチャーで説明していました。
これには聴衆も大笑い…
今まで何回もピアノ・リサイタルを聴いてきましたが、こんなのは初めてです。
作業を終えた調律師に盛大な拍手が(笑)
その後は最後まで無事に演奏出来ました。
アンコールは
ショパン:4つのマズルカ op.24
何か今日はマズルカだらけだ(笑)
終演後はサイン会に並んだ人、一人一人と通訳を通じて色々話をしていました。
きっとサイン会終了まで1時間以上かかったのかも知れません。