
スペシャル・リレー・コンサート
実際に聴きに行ったのは12/6日です。
実はこのコンサートは杉並公会堂友の会の会員限定のコンサートです。
私は会員ではないのですが、会員1名につき2名まで参加可能との事で友人の会員の方に連れられて行って来ました。
杉並公会堂前のツリーです。
コンサートの内容ですが…
プログラムはなく。チラシだけ…
実際には杉並公会堂の友の会担当の方とヴィオラの後藤悠仁さんの司会により進められました。
ソロ、デュオ、トリオ、五重奏など様々な演奏がありました。
以下、名前の敬称は略します
■藤原功次郎、三橋敦、原田恭子(ゲストピアニスト)
S.ラッシュ:トロンボーンとピアノと打楽器のための<反乱>
日フィルでピアノと言うと普通は小林裕子さんですが、本日はゲストで原田さんです。
最初にホールに入った時にステージ上の楽器の並びを見て、何となく感じる所はあったのですが今日は演奏者も完全には分かっていないコンサートなので 確信が持てませんでした。
紹介があって、やはり…
この曲は11/16日に旧東京音楽学校奏楽堂の藤原功次郎トロンボーン・リサイタルで聴いた曲でした。
その時も感じたのですが、とても迫力のある演奏でした。
■江原望
上を向いて歩こう(編曲:江原望)
かっこう(江原望)
空へ(江原望)
かっこうと空へは江原さんのオリジナル曲… オリジナル曲は100曲以上はあるそうです。
空へはレクイエムで良い曲でした。
■扇谷泰朋、江口有香
プロコフィエフ:2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 op.56
コンマス&コンミスのデュオ…
デュオは言うまでもなく、無伴奏を2人が勝手に弾くのではなく息が合っていなくては滅茶苦茶になります。
まぁ、息があうだけでなく音楽のイメージが合っていないとやはり違和感のある演奏になってしまいますが、両方ともぴったりと合った演奏でした。
初めて聴いた曲なのでイメージがプロコのロマンチズムなのかどうかは分かりませんが…
■小池拓、高山智仁
グリエール:ヴィオラとコントラバスのための組曲
グリエールが作った曲はヴァイオリンとチェロのための8つの二重奏曲で、それをフランク・プロトがが編曲した曲のようです。
小池さんが演奏後それほど低減ではないと言われていましたが、良い響きの曲でした。
そういえば高山さんも腰を屈めての演奏がきつそうでした。
■真鍋恵子、杉原由希子、伊藤寛隆、鈴木一志、丸山勉(木管五重奏)
モーツァルト:魔笛序曲
福島弘和:夕暮れについて(夕焼け小焼け変奏曲)
まず言いたい事は、ホルンの丸山さんて面白い人ですね〜
歌番組の司会者みたいにユーモアを入れて進行していきました。
夕焼け小焼け変奏曲はバロック風、ワルツ風、ボレロ風、またタンゴ、ジャズ等14の変奏曲ですが、今日は15変奏と言っていました。
原曲も含めて15なのか何か変奏を加えたのかは分かりません。
■橋本洋、星野究、原川翔太郎、藤原功次郎、柳生和大(金管五重奏)
クリスマスソング(3曲)
ディヴィッド・ユーバー;ある日の草競馬
ホール入り口にツリーもありましたが、少し早いクリスマス気分を味わえました。
ある日の草競馬はいつ聴いても楽しい曲…
最後にスーザのワシントンポストマーチで終演でした。
そういえば先月、橋本さんのFacebookでスーザの写真を初めて見ました。
まさか今日に繋がっているとは思いませんが(笑)
まとめると、首席・副首席奏者を中心にこれだけ多彩な曲の演奏…
すごく楽しめました。
また、こんなコンサートを聴きたい!!