
ピリス&メネセス デュオ・リサイタル
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実際に聴きに行ったのは11/1日です。
プログラムは敬称略で
Vc.:アントニオ・メネセス
Pf:マリア・ジョアン・ピリス
ベートーヴェン:ピアノとチェロのためのソナタ 第2番 ト短調 Op.5-2
ベートーヴェン:ピアノソナタ 第32番 ハ短調 Op.111
J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV1008
ベートーヴェン:ピアノとチェロのためのソナタ 第3番 イ長調 Op.69
今年も大好きなピリスを聴いて来ました。
昨年はソロ・リサイタルもあったので3回程聴きに行きましたが、今年はソロ・リサイタルはなくメネセスとのデュオやピアノ・デュオ、コンチェルトなどの中からこの日を選びました。
もっと近場に住んでいたらきっと複数回聴きに行ったと思うんですけど…
いつ聴きに行こうか悩んでチケットの購入が出遅れ…
鍵盤が良く見えてなるべく近い席を探したら、結局3階のこんな席になりました。
でも音は良く届くし姿勢の良いピリスの背中が良く見えて良い席でした(笑)
ドレスはいつものように魔法使い…
1日早ければハロウィンみたいで良かったのに(笑)
ピアノとチェロのソナタは当初は第4番と第5番の予定でしたが、ピリスが9月に体調を崩しメネセスと十分なリハーサルが出来なかった事による変更です。
まぁ、来日してリサイタルで演奏してくれただけで良しとしましょう。
このソナタは1週間ほど前にも山本裕康&諸田由里子ご夫妻で聴いたばかりです。
箱とかその他色々違うので比較は出来ませんし比較しようとも思いませんが…
言葉で表現するのは難しいもののあえて言うと、先週は50名程度で満席になる狭い空間で自分自身が楽器の一部になったような感覚で身を委ね、この日は広い音響の良いホールの中で二人が演奏する音楽に包まれるという感じでしょうか。
良く分からないですね(笑)
でも、両方ともとても良かったです。
実は由里子さんもピリスのファンで昨年はサントリーホールやヤマハホールでお会いしましたし、この日もみなとみらいホールでお会いしました。
ピリスと由里子さんは不思議な関係?があり、昨年はピリスのソロ・リサイタルのメインはシューベルト:D.960で、約3ヶ月後の由里子さんのリサイタルも同じ曲でした。
今回は先に由里子さんが演奏した曲を1週間後にピリスが演奏するって…
運命を感じます(笑)
でもピリスってなんであんな優しい音が出せるんだろう…
1日中聴いていられますね!
また次も元気なピリスの来日公演を聴きに行ければと思います。