
小菅優 ピアノ・リサイタル
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実際に聴きに行ったのは10/30日です。
プログラムは
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第5番 ハ短調 Op.10-1
ブラームス:4つのバラード Op.10
ショパン:12の練習曲 Op.10
小菅優さんは今まではコンチェルトを聴いた事はありましたが、ソロを聴くのは多分今回が初めてだと思います。
なかなかソロを聴く機会がなく、いつかは聴きに行きたいと思っていたところ何故か宇都宮でリサイタルがあるというのでラッキーでした。
そもそも小菅優さんを聴きたいと思い始めたのは5年前でしょうか…
LFJで奴が暴れた年(笑)
あの時のポゴレリッチはショパンのピアノ協奏曲 第2番を40分もかけて演奏し、かつアンコールで第2楽章を15分位かけて全て演奏し、その後のスケジュールを滅茶苦茶にしました(笑)
私はその後は同じHall Aだったので被害はありませんでしたが、他のHallと掛け持ちの人は大変だったと思います。
その年の秋に開催されたザルツブルク音楽祭で急病の奴の代わりに演奏したのが小菅優だったんです。
確か前日に依頼が来て夜中の3時まで練習して演奏したとか聞いた事があります。
まぁ、地元だから出来るんでしょうけどね~
この日のプログラムは意識的か偶然かオーパス 10 の作品でまとめられています。
聴き始めて「ピアノの調子が悪いのか?」という感じがしました。
何となく違和感が…
でも少し聴いていたらそんな感じはなくなりました。
この日のちょっと前に教会や小さいサロンで大迫力のピアノを聴いていたので、その感じが残っていたんだと思います(笑)
総じて枠にはまらない自由度の高い演奏でした。
アンコールは、折角ショパンのエチュードを演奏したのだから続けて「エオリアンハープ」を聴きたいと思っていましたが…
シューマン/リスト:献呈 でした。
まぁ、この曲も好きなので良かったと思ったら…
最後にショパン エチュードOp.25-1「エオリアンハープ」で締めくくりです。
良かった(笑)