
第670回 日フィル東京定期演奏会
このサイトは2018年11月1日以降は新しいURLに移行しています。
それ以降の更新はありません。
新サイトでの同一記事はこちらです。
実際に聴きに行ったのは5/15日です。
本当に最近はここに書くのが遅くなっています。
プログラムは敬称略で
指揮者:下野竜也
ゲスト・コンマス:西本幸弘
黛敏郎:フォノロジー・サンフォニック – 交響的韻律学 –
林光:Winds
三善晃:霧の果実
矢代秋雄:交響曲
この日は「日本フィル・シリーズ」再演企画です。
「日本フィル・シリーズ」は日フィルが邦人の作曲家に曲を委嘱し定期演奏会で初演を行うというもので1958年から今までで40作あります。
(2016年には10年ぶりに21作目が予定されているとか…)
この日本フィル・シリーズは中々聴く機会が少ない曲が演奏されるので、結構楽しみにしています。
また、下野さんは日本フィル・シリーズを振るのが好きなのか2012年も振っていました。
ちなみに前回の日本フィル・シリーズは2013年で広上淳一さんでした。
指揮者も初めて接する曲なので面白いという思いと難しいという思いがあるんでしょうね~
演奏する楽団員さんも同じで、初めて演奏される方も多いのではと思います。
いつもは本番前のステージ上で調整を行っている楽団員さんは数名ですが、この日は本番直前まで10名以上の方が調整を行っていました。
また4月の定期演奏会では、某女子高の定期演奏会のために乗っていらっしゃらなかった高山さん、同じく浜松で某吹奏楽団とFlowerを演奏するためにいなかった功次郎さん、紀尾井町で某オエの定期演奏会で演奏していた難波薫さんなど…
おなじみの楽団員さんも全員集合していました。
それぞれの曲は楽器編成も大規模で、パーカッションを中心に迫力のある演奏でした。
この日は主にピッコロを担当した薫さんも、Windsを代表としてピッコロが活躍する曲が多いので嬉しかった(笑)
ピッコロと言えば真鍋さんのピッコロも聴けました。
それから弦楽器って基本的には各パートがそろって美しい音楽を奏でるものだと思っていますが、中には各人がバラバラに演奏するような場面もありました。
もちろん楽譜はあるわけなので完全にバラバラではないですけど、面白かったです。
後で知った事ですが、薫さんは今年になって定期は初めてだとか…
えっ、今年になって何回も薫さんの演奏を聴いているし終演後に楽屋などで話もしているんですけど~
と思ったらオーチャードのマーラー・チクルス、大宮ソニック、葛飾の黒い薔薇、下丸子のカフェ…
確かにサントリーホールで聴くのは今年初めてかも…
初めての定期でこんなハードなプログラムで…ビールが飲みたいと言っていました。
終演後はホールから徒歩で10分弱でしょうか?
いつもの友人と「天丼」です!
基本はエビが2本、かき揚げで…
それに松竹梅で1品付きます。
松:穴子
竹:鱚(キス)
梅:舞茸
で、選択肢がある時には大体真ん中を選ぶ私としては鱚を頂きました。
から揚げとか餃子とか脂っぽい食べ物は得意ではないのですが、ここの天丼はそれほど脂っぽくなくて美味しかったです!