
デビュー30周年記念 小山実稚恵ピアノ・リサイタルvol.5~ピアノの旅~
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実際に聴きに行ったのは9/27日です。
自宅から那須野が原ハーモニーホールまでは車で45キロくらい…
普通なら1時間かからないのですが、悪路は腰に響くのでスピードを抑えたために1時間20分くらいかかりました。
スピードを抑えたと言っても法定速度では走っているのですが…
内緒ですけど、この辺では郊外の国道では80キロ、市街地の国道とそれ以外の道では70キロくらいで車が流れています。
法定速度で走っているとあおられたりパッシングされたり、ちょっと怖い時もあります(笑)
プログラムは
シューマン:花の曲 作品19
シューベルト:即興曲 作品142
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 より 第2楽章「ラルゲット」
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 作品58
チケットの購入時に座席を選べなかったので、今回は8列目の真ん中からちょっと左の席でした。
ちょうど小山さんの真正面…
好みの通路側とかもう少し後ろだったら鍵盤が見えたのですが、指まではたまに見えるもの鍵盤までは見えませんでした。
でも演奏中の横顔を見たのは多分初めてなので、良い経験だったかもしれません。
それにしてもいつもの小山さんのはにかんだ笑顔… ほっこりします。
シューベルトの即興曲は2年ほど前に同じ那須野が原で142-2と142-3は演奏を聴いた記憶があります。
その時は大ホールはパイプオルガンの設置工事中で小ホールだったと思いますが…
今回は142-1から142-4までの全曲演奏になりました。
とても素晴らしく、さらにあんな表情で弾いていたんだと分かって感情移入しました。
後半のショパンはラルゲットの静寂から間を殆どおかずにソナタに入りました。
ちょっとびっくり。
普段良く聴く席ではなかったのが新鮮でした。
那須野が原ではvol5.まで予定されていると聞いた事があるので、これで最後なんでしょうか?
またやって欲しいですね。
宇都宮でも良いですから(笑)
アンコールは3曲
スクリャービン:左手のための2つの小品 作品9-2 「ノクターン」
シューベルト:即興曲 作品90-3
ショパン:英雄ポロネーズ
スクリャービン、左手だけでの演奏です。
珍しいものを聴きました、見ました。
高音部を弾くために体を半身になって客席の方を向くのが良かった(笑)
英雄ポロネーズはお疲れなのかミスタッチが目立って残念でした。
でも小山実稚恵ここにあり!という存在感のあるリサイタルでした。