
Auras trio コンサート
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実際に聴きに行ったのは8/15日です。
玉川克さんの室内楽コンサートも10回目になりました。
この日は土曜日なので会場までは自宅からの移動です。
事務所からだと徒歩10分くらいですが、自宅からは約1時間…
春とか秋なら散歩がてら歩いていくのですが、今の時期はちょっと辛いです。
帰りの雨が心配でしたが嫁に自転車を借りて出かけました。
(帰りも雨に降られずにラッキーでした)
総文に到着したら何やら人だかりが出来ています。
ただし、いつもの室内楽コンサートに来るような年代層ではありません。
隣のメインホールではAKB48のチーム8のコンサートがあるとの事…
それも17:00からなのに3時間以上も前からなんて凄い…
しかしチーム8って何だ(笑)
Aurasのメンバーは敬称略で
Vn.:佐久間聡一
Vc. :玉川克
Pf.:桑生美千佳
プログラムは
モーツァルト:ピアノ三重奏曲 第7番 ト長調 k.564
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 作品67
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 作品49
モーツァルトですが、晩年になると交響曲第40番みたいに少し悲しげな作品が増えていますが、このピアノ三重奏曲は同じ作曲年ですが軽やかでシンプルな曲です。
それぞれの楽器間であまり絡みがない気がしないでもないですが、それもシンプルに聴こえる理由かも…
ショスタコーヴィチは初めて聴きました。
Vc.のソロから始まり、何かVc.とVn.の音域が違うんじゃないかと思うような不思議な演奏でした。
そもそも追悼のために作曲されたものらしく、最初のモーツァルトと比べるとちょっと暗めの感じでした。
最後にメンデルスゾーン…
メンデルスゾーンだからという訳ではないでしょうが、ピアノが大活躍です。
第1楽章のVc.、第3楽章のVn.も印象的です。
でも私としては第2楽章が良かったと思います。
玉川さんの室内楽コンサートでは昨年12月に真冬にHOTな弦楽六重奏がありましたが、真夏にもHOTなピアノトリオという事で熱演でした!
佐久間さんは昨年12月も演奏された記憶があるので玉川さんと佐久間さんが一緒になるとHOTなのかも(笑)
Pf.の桑生さんは自らの譜めくりが大変そうでした(特にメンデルスゾーン)
きっと疲れたのでしょう、最後に退場する時にこけたのは内緒です(笑)
次回の玉川さんの室内楽コンサートは場所を那須野が原ハーモニーホールに変えて「昴21」です。
きっとまたHOTかもです(笑)
私は川崎生まれの横浜育ちで、宇都宮には仕事の都合で移ってきました。
しかし振り返ると宇都宮に住んでいる期間が一番長くなっています。
子供たち2人は宇都宮で生まれたので、私にとっても第2の故郷かも知れません。
玉川さんは宇都宮で育ったチェリストで、宇都宮で室内楽を聴いた事がないということからこの室内楽コンサートを始められました。
以前は生演奏のほとんどはオーケストラかソロ・リサイタルという私でしたが、この室内楽コンサートに出会って室内楽の面白さも分かるようになってきました。
賛助会員として本当にわずかですけど応援させて頂いています。
今後も頑張って続けていってもらいたいと思います。