
柳生和大テューバリサイタル
実際に聴きに行ったのは6/18日です。
プログラムは
ショスタコーヴィチ:バレエ音楽「明るい小川」よりアダージョ
ティエリーティボウ:3つのダンスよりタンゴ
ヘンリーエクレス:ヴァイオリンソナタ ト短調
武内基朗:チューバとピアノの為のソナタ(委嘱作品)
菅野祐悟:ドラマ「新参者」メインテーマ
アンディスコット:ゴーイングダウン
マルクスファゲルート:ランブリングエレファントラグ
マルチュニアン:チューバ協奏曲
ピアノ伴奏は原田恭子さん
テューバという楽器はオケの中では目立たない楽器です。
でも無くてはならない楽器でもあります。
なのでテューバのリサイタルがあると聞いたときに、どんなリサイタルになるのだろうという想いとどんな演奏が聴けるのだろうという期待でいっぱいでした。
過去にテューバのリサイタルを聴いた事はなく、テューバが中心になったものは昨年でしたか次田心平さんが「アホ」のチューバ協奏曲を心平さん自身が所属する読響でやったのを聴いたくらいでした。
最初に会場に入るときに、同じ日フィルでトロンボーンを吹いている藤原功次郎さんとばったりと遭遇しました。
まぁ、お二人はとても仲が良いので、聴きに行くという事は聞いていましたから不思議ではないのですが、いきなりの出会いにお互いに「あー」と叫んでしまいました(笑)
柳生さんの忘れ物を自宅まで取りに行って会場に来たとか…
まだニューヨーク帰りから1週間程度なので時差ぼけが治っていないと言われていました。
功次郎さんにも終演後に柳生さんにも「お体の具合はもう大丈夫ですか」と声をかけて頂きました。
お二人以外でも久しぶりに会う人には同じような事を言われますが…
大丈夫です。
普通に生活しています。
ここに書いてもあまり意味がないと思いますが(笑)
リサイタルの内容ですが、初めて聴く曲が多くて具体的にどうだったという事は書けないのですが、テューバってボーボーいうだけでなく様々な音色が出せるんだと改めて知りました。
結構、暖かい音色の曲もありましたし高音で早いパッセージなども耳あたりの良い音でした。
稲川淳二が登場してもおかしくないような怖いような演奏もありました。
最初にも書いたようにテューバのリサイタルは初めてで、他のホールでは聴いた事がないし、みなとみらいの小ホールも初めてなので分かりませんが少し響きすぎかなと思いました。
ホール全体が響くのではなく、伴奏のピアノは普通の響きでした。
まぁ、聴いた席にもよると思いますが。
平日の横浜という事もあり、結構悩みましたが聴きに行って良かったです。
楽しさを言葉にするのは難しいですが、とても楽しいリサイタルでした。