
都民芸術フェスティバル
毎年言っていますが(笑)
東京都民ではないけど、都民芸術フェスティバルを聴いて来ました。
プログラムは
指揮者:アレクサンドル・ラザレフ(首席指揮者)
ピアノ:後藤正孝
コンマス:木野さん
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」op24 〜ポロネーズ
リスト:ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調
ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 op98
芸劇のステージサイドの左右に1列ある席が、以前から気になっていまして…
今回チャレンジしてみました。
こんな感じでした。
目線の先に指揮台がくるように選んでみました(笑)
最初のポロネーズ…
音が鳴り始めて感じたのは、サントリーホールのLA席とはまた違った聴こえ方でした…
自分でここに座っているという意識があるので、真正面から弦、左から管が聴こえて来る訳ですがそんなに極端ではなく自然に耳に入って来ました。
感想はそんなに悪くない席。
またラザレフが真正面に見えるので、1st vnへの指示なんかは自分に向けて指示されているようで…
えっ?楽器は持っていないし、踊れば良いの?唄えば良いの???
と何かステージ上でオーケストラの一員として聴いているという不思議な感覚でした。
結構ラザレフと目があうんですよね〜
偶然でしょうけど…
ポロネーズは、この環境に慣れるだけで終了してしまいました(笑)
リストのPコン1番ですが、後藤氏は初めて聴くピアニストでした。
何でも2011年にフランツ・リスト国際ピアノコンクールで第1位になった方とか…
まだ若いちょっと小柄な方でした。
しかし容姿と演奏は別もの…
力強く歯切れの良い演奏でした。
この席でもピアノの音は良く聴こえました。
アンコールは愛の夢第3番。
ちょっとためすぎている部分もあったかな〜 でも美しい演奏でした。
休憩をはさんでブラームス…
普段聴いているブラームスとはちょっと違う気もしましたが、やっぱりブラームスなんでしょう(笑)
熱演でしたね〜
もっとアンサンブルがきっちりと合って、静かなブラームスを楽しみたいと思う人は不満だったかもしれませんが、ラザレフの振る姿や団員の演奏をいつもより近くで見ながら聴いていたので、「もっとやれ〜」という気になりました。
オケのアンコールは、同じくブラームスのハンガリー舞曲 第4番
このアンコールではちょっと笑わされる所もありました。
ラザレフは先日の定期演奏会でメガネをすっ飛ばしてしまったので、今日は何となく気をつけていた様子でした。
さて、席ですが音楽を聴くにはまぁ普通です。
やはり正面席などと比べたら多少劣る部分はあるものの3階席よりは良いかも知れないです。
これは、個人的に違いますから信用しないで下さい。
しかし、目立ちますよ〜(笑)
後から何人かに見つかっていたようですし…
偶然に私のすぐ近くに友人が席を確保していたのですが、反対側のステージサイドの席に座っている共通の友人を見つけたり…
基本的にはステージの上なので、演奏中にも照明は点きっぱなしです。
そこにいた事がバレてはまずい人は避けた方か良いかも(笑)