
クラリネット・トリオ・コンサート
実際に聴きに行ったのは9/19日です。
「玉川克の室内楽コンサート」は栃木県出身のチェリストである玉川さんが、「宇都宮であまり室内楽を聴いた事がない」という事から企画されたコンサートで、今回は7回目になります。
出演者は敬称略で
チェロ:玉川克
クラリネット:吉田誠
ピアノ:鈴木慎崇
プログラムは
メンデルスゾーン:クラリネットとバセットホルンのためのコンツェルトシュテュック op.114 (トリオ)
メサジェ:ソロ・ド・コンクール (クラリネット・ピアノ)
ドビュッシー:クラリネットのための第一狂詩曲(クラリネット・ピアノ)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第2番 op.5-2(チェロ・ピアノ)
ブラームス:クラリネットトリオ op.114(トリオ)
譜めくりのお姉さんから、3人へのインタビューもありました(笑)
玉川さんには、「どうやってメンバーを選ぶのか」という質問に対して、「基本的には飲み友達を誘っている」との事です。
好きな人達と好きな音楽をやりたいという気持ちなんでしょうね~
今回の企画はクラリネットの吉田さんが、サイトウキネンが終わった頃なら空いているというので決めたとか…
その吉田さんには、「メサジェってどんな作曲家ですか?」という質問で、それには「フランスのオペラ座の支配人を務めた人で、オペラ等の作品が多く器楽曲は少ないけどシャンソンのイメージで聴いて欲しい」などと答えていました。
ピアニストの鈴木さんには、「ソロと室内楽の違いは?」という質問で、「9割位をアンサンブル・ピアニストとしての活動をしていて、人の呼吸を意識して、その呼吸を吸収していくような演奏を心がけている」と話していました。
あんまりクラリネットがメインになる曲を聴いた事がなかったので、興味深く聴けました。
勿論、チェロ・ソナタも味わいのある演奏で良かったです。
ちょっと、ピンの位置を気にしている様子も見受けられましたが…
アンコールは
ブラームス:2つの歌曲
サティ:ジュ・トゥ・ヴ
の2曲でした。
次回は12/6日です。