
ランラン・ピアノリサイタル(2日目)
木曜日に引き続き、2回目のランランです。
と言っても、3日目、4日目はありません。
この後は、名古屋と兵庫ですから…
今日の席は、こんな感じ…
1階7列目、左ブロックの通路に面した所です。
今日は指の動きが良く見えました。
いつも、カーリー(假屋崎省吾)は中央ブロックのこのあたりに席を取っています。
私が席に着いた時に、周りを見回すと通路を挟んだ隣に空席がありました。
予想した通り、開演直前にカーリー他数名が着席しました。
今日のお花は「上野樹里」… ご本人もホールに…
木曜日と今日で確認出来ただけで、「メガネ(アンジェラ・アキ)」「軽部さん」「山口智子」「上野樹里」 が来ていました。
プログラムは
バッハ:パルティータ第1番 変ロ長調 BWV825
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D960(遺作)
<休憩>
ショパン:エチュード op.25
<アンコール>
ラフマニノフ:前奏曲 op.23-4
バッハは、以前にも書いた通りあまり得意ではありません。
だから良く分からないんですが、サラバンドでのメロディーは良かった…
シューベルトは、良かった。
そもそもこの曲好きだし…この曲ってシューベルトの宇宙。
あれ、どっかで聴いた響き…昨年のLFJの真似ではありません(笑)
1楽章のトリルが連続する部分、幻想的と言うか瞑想的と言うか…
2楽章の低温の響き、3楽章の優雅さ…
なんか、泣きそうになった。
休憩中に、後は練習曲しかないから帰っちゃおうかなどと話している人がいました。
昔(私が20歳より前の頃)は、そんな事が聞こえて来たらおじさん達(笑)に囲まれて、 色々細かく教えてくれました。
今は、こんな事ないですよね〜
ショパンのエチュードですが、op.25では「エオリオン・ハープ」「木枯らし」「大洋」などはリサイタルで聴く事はありますが、それ以外はあまり取り上げられない曲…
「大洋」は「イ・ソジョン」が歌詞を付けて歌っていました。
その点では、初めて生で聴く曲も多く良かったんですが…
何かもっと、ゆったりとしっとりとした曲の方が良かったかな〜
バラードとか…
それに、やっぱりランラン流のショパンでした。
それはそれで、素晴らしかったんですか…
こんな事を書いたら怒られるかもしれないですけど、アンコールのラフマニノフが今日の中で一番良かった。
そういえば、西本智実がシンフォニエッタ・クラコヴィアと12月に演奏会があるんですが、イ・ソジョンもヴォーカルで出演予定だとか…
行きたいな〜
今日のサイン会では、数年前に購入したランランの本を持参して、本にサインしてもらいました。