
スコティッシュ・チェンバー・オーケストラ & ピリス
実際に聴きに行ったのは2/18日です。
まずは驚くことが…
溜池山王で地下鉄銀座線を降りたら、目の前に知った顔が…
良く演奏会などで一緒になる方です。
あれっ、今日彼は来るって言っていなかったのに…
ちょと考えたら、あっ彼の会社は溜池山王だ!
そうです、自宅からサントリーホールまで通勤定期券を持っている羨ましい人なんです。
しかし、お互いに2~3分違っていたら同じ電車になる事はなかったでしょうし、私が降りるドアと彼が乗るドアが1つでも違ったらお互いに気が付かなかった可能性があるわけで…
凄いですよね~ 運命を感じました(笑)
プログラムは
指揮者:ロビン・ティチアーティ
ピアノ:マリア・ジョアン・ピリス
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」
ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21
ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調 Op.67 「運命」
スコティッシュ・チェンバー・オーケストラは、小編成ながら迫力のある演奏をしていました。
また、こだわりがあるのかホルンとかトランペットは古楽器であるナチュラルを使用していました。
そのせいか、ちょっと音程が外れたりした箇所もあったりしましたが、まぁ納得の出来る範囲でしょう。
昨日のメインは勿論ピリス。
ポルトガル語的には「ピレシュ」だと思いますが、殆どが「ピリス」という表記にしていますね。
NHKではピレシュと紹介する場合が多いです。
中々タイミングが合わずに、2011年にはやっと都合を付けてソロ・リサイタルのチケットを購入したものの3.11の影響で中止になったり…
何十年ぶりかの生演奏を聴く事が出来ました。
長かった~
やっぱり、ピリスはピリスでした。
最初の音からピリスの世界です。
もう涙なく聴くことは出来なかったですね。
特にラルゲットの美しさと言ったら言葉では表せません。
ずっと聴いていたかった!
アンコールも渾身の演奏でした。
曲目はショパン:ノクターン 第3番 ロ長調
これをアンコールで演奏するなんて…
ドレスは魔女みたいでしたが(笑)、ピリスの魔力にやられました。
ピリスのソロ・リサイタルは3月に2回聴きに行くので、こちらも楽しみです。
昨日はNHK-FMでの録音もありましたが、まだ放送日程は決まっていないようです。
あっ、オケのアンコールはモーツァルト:オペラ『フィガロの結婚』 K492 序曲でした。