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音楽

ムジカ・ヴィッツ サマーコンサート2013

音楽

実際に聴きに行ったのは7/23日です。

場所はルーテル市ヶ谷ホール。
200席ほどのホールですが、ステージは2段の段差があるだけで客席ととても近いホールです。
段差も僅かで、子供が転がり落ちても全然問題ない高さです。

出演メンバーは(敬称略)

Vn:増尾朗子
Va:吉田篤
Vc:羽川真介
Cb:田邊朋美
Cl:八段悠子
Fg:山田知史
Hr:福川伸陽
Pf:荻野陽子

プログラムは

G.シュラー:ホルンとピアノの為のノクターン(Hr、Pf)
F.ドゥヴィエンヌ:ファゴット四重奏曲 ト短調 op.73-3 (Fg、Vn、Va、Vc)
C.チェルニー:グランド・セレナーデ・コンチェルタンテ 変ホ長調 op.126 (Cl、Hr、Vc、Pf)
F.プーランク:クラリネットとファゴットのための二重奏曲 (Cl、Fg)
H.ゲッツ:ピアノ五重奏曲 ハ短調 op.16 (Vn、Va、Vc、Cb、Pf)

「知られざる名曲をたずねて」というサブタイトルの通り、私にとっては初めて聴く曲ばかりでした。
作曲家もプーランクしか知らないし…

厳密に言うとチェルニーは知っていましたが、30番、40番、50番とかピアノの練習曲で有名なチェルニーとは結びついていませんでした。

シュラーはホルン奏者でもあったそうで、彼が16歳の時に作曲したホルン協奏曲を自分で編曲した曲だそうです。
16歳の時はシンシナティ交響楽団での首席奏者時代という事もあるせいか、なんとなくアメリカっぽいモダンな曲でした。

福川さんは今日は普通のホルンで演奏するのかと思っていましたが、ベルが「サクラ」で出来ている赤いホルンでした。
明日は福川さんのリサイタルに行く予定で、その時に赤いホルンの生音を聴けると思っていましたが、少し得をした感じです。

ファゴット四重奏曲… 珍しいですよね~
初めて聴きました。

この曲は山田さんが留学した際に、習った曲で思い入れのある曲だそうです。
ファゴットの魅力が存分に発揮される曲でした。

また、演奏中の山田さんの眉毛の上げ下げに魅了されました(笑)

チェルニーですが、前述したように普通の曲も作曲していたんですね~
凄く興味深く聴きました。

4楽章構成ですが、3楽章のチェロの旋律が印象的でした。
チェルニーの他の曲も聴いてみたくなりました。

休憩を挟んでプーランクです…

とても明るく楽しい曲でした。
それほど長い曲ではありませんが、演奏しているお二人は大変だったと思います。

演奏後に八段さんのトークが入りましたが、辛かったと息を弾ませて話していました。

最後のピアノ五重奏曲ですが、とても5人だけで演奏しているのが信じられないくらい凄く迫力がありました。
ピアノ五重奏曲というと普通はピアノ+弦楽四重奏の編成ですが、この曲はCbが入った曲です。

そのCbが他の弦楽器にうまく絡んで良い味を出していました。

アンコールは全員でヴェルディの椿姫から「乾杯の歌」…
直前に誰がどこを演奏するのか決めたと言っていましたが、そんな事を感じられないようにバッチリ合っていました。

このコンサートは7/31日に名古屋でも同じプログラムで開催されます。
もう一度、聴きに行きたいような内容でしたが、ちょっと名古屋までは無理ですね~
残念!

来年はムジカ・ヴィッツを結成して15周年とかで、コンサートでも何かサプライズがあるかもですね。
また来年、行こうと思います。

終演後は福川さんご夫婦とお話をしました。

福川さんとお話をしたのは昨年の10月以来でした。
明日もお待ちしていますと言われましたが、やばかったんです。

チケットは発売開始日にイープラスで購入したはずが手元に無く、まだ発券していないと判明したのが数日前でした(笑)

今回のコンサートはチケットの取り置きを奥様の八段さんにお願いしましたので、差し入れに「とちおとめ」のお菓子を差し入れしました。
宇都宮だと餃子ですが、子供は食べないだろうと思い「とちおとめ」にしました。

その秋音君ですが、昨年は八段さんにおとなしく抱っこされていましたが、1年たって活発になっていました。
最初に書きましたが、終演後はホールのお掃除を手伝って、ステージを転げまわっていました。
段差も平気で転がり落ちていました(笑)

あっ、八段さんとお話したのも昨年の8月以来ですね。
きっと子育ては楽しいけど一番大変な頃かも…

でも、男の子は元気な方が良いですよね~

我が家の息子たちもこんな時代があったな~と思い出したり…

少し前にバレエに凝っていたと聴いていますので、秋音君は来年はステージ上でバレエを披露とか…
凄いサプライズですね~
もちろん、冗談ですが(笑)