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音楽

マリア・ジョアン・ピリス ピアノ・リサイタル in 高崎

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新サイトでの同一記事はこちらです。

早く来て欲しいような、それでいてずっと来ないでいて欲しいような日が来てしまいました。
4/10日…ピリスのリサイタルに行って来ました。

今シーズンで引退を発表しているので、今回が最後の日本ツアーです。
高松(8日)、高崎(10日)、サントリー(12日)、大阪(14日)、浜松(16日)、サントリー(17日)、NHKホール(20日、21日)、リリア(24日)、浜離宮朝日ホール(26日)と全部で10公演。

NHKホールはN響とのコンチェルト、リリアと浜離宮はリリット・グリゴリアンとのデュオ、残りはソロ・リサイタルです。
当然、高松・大阪・浜松以外の7公演は追っかけます(笑)

4/10日の会場は高崎シティギャラリーのコアホール
行く事に決めたのがチケット完売の直前だったため…

2階のこんな席でした。
でも全部で324席のホールで2階は1列しかなく素晴らしい演奏を楽しめました。

プログラムは

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 Op.31-2「テンペスト」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 Op.111

悲愴の出だしはちょっとピリスらしくないと感じる所もありましたが、すぐに「あぁ、やっぱりピリスだ」と思えるような演奏でした。
テンペストからは安心して聴いていられました。と言うか呼吸をするのも忘れて(嘘)聴き入っていました。

特に第32番、ベートーヴェン最後のピアノ・ソナタですが…
言葉で言い表すことが出来ないような素晴らしさ…
また言葉に出すと感動が薄れてしまう気がして(笑)

アンコールはベートーヴェン:6つのバガテル Op.126より第5曲Quasi allegretto

12日には同じプログラムをサントリーホールで聴きます。
サントリーでは泣かないぞ!

終演後はサイン会…当然少しお話をしてサインも頂きました。
話している時に写真を撮影するのは失礼なので、次の方にサインをしている時に撮影しました。
良い笑顔ですね~
本当に引退は残念です。

でもご本人が決めた事なので仕方が無いですね。
残りの6公演を精一杯楽しむことにします。

高崎には嫁の祖父のお墓があるので以前行った事はあるのですが、かなり昔なのであまり覚えていません。
今回、19:00開演のところ到着したのが17:00頃…
駐車場の係員のおじさんが親切で、宇都宮ナンバーだったからか時間があるなら市役所の展望ルームに行くと良いとか…
高崎のお土産はみんなラスクを買っていく(笑)とか色々教えてくれました。

駐車場が地下なので地上に出たらチェロかコンバスみたいな楽器が…
これは電話ボックスでした。

高崎城址公園…乾櫓とお濠

市役所の21階から…正面の高崎駅から延びる通りを「シンフォニーロード」と言うらしいです。

シンフォニーロード沿いにはこんなものもありました。

さすが、こんなバスも走っていました(笑)