
難波薫 魅惑の音色 フルート・リサイタル
埼玉県県民活動総合センターでのリサイタルです。
大宮からニューシャトルで30分弱の場所にあります。
案内を見ると蓮田からも行けるので、先日下見に蓮田から行ってみたら迷子になりました(笑)
今日は、大人しく友人と待ち合わせて大宮から行きました。
プログラムは
シュテックメスト:「歌の翼」幻想曲
ビゼー:「アルルの女」よりメヌエット
フォーレ:シシリエンヌ
フォーレ:ファンタジー
マスネ:「タイス」の瞑想曲
ボルヌ:カルメン幻想曲
宮城道雄:春の海
ラスカ:「奈良」より寺の静寂
岡野貞一?:ふるさと(文部省唱歌)
ドップラー:ハンガリー田園幻想曲
ピアノ伴奏:加藤 真一郎さん
薫さんと加藤さんは小学校時代から同じ音楽教室で高校からは同じクラスという同級生コンビ…
曲間のトークも昔話や最近の話まで含めてゆる~いかつ面白い内容でした。
曲の間にトークをしているのか、トークの間に演奏をしているのかという感じです(笑)
でも、それが不思議な雰囲気で、演奏とトークを含めてとても楽しいリサイタルでした。
薫さんは金曜日から昨日まで3日連続でオケの乗り番で大変だったと思いますが、その疲れも見せずに澄んだ美しい音色を聴かせてくれました。
一部「尺八」みたいなのもありましたけど(笑)
途中で、出口を間違えるというお茶目なところもありました…
戻ってきて黙っていれば分からないのに、それを皆の前で言っちゃうところが難波さんらしいですよね。
私がこのリサイタルの事を知ったのは昨年の10月中旬でした。
ちょうど薫さんがプログラムを考えていらっしゃる頃で、「何かリクエストはありますか?」との事だったので…
いくつかの曲と、特に個人的にラスカの「奈良」を生で聴きたいというリクエストをしました。
その時は、「今回は奈良は難しそう」と言われていたのですが…
今日、プログラムを見たら「奈良」が入っていて凄いサプライズでした。
またその時にリクエストした曲をアンコールで演奏してくれました。
そのアンコールはプッチーニ:「トゥーランドット」 より 「誰も寝てはならぬ」
ここで「アッ」と思いました。
これは昨日の薫さんの練習風景?
もしや「イナバウアー」では…
期待しましたが、イナバウアーはやりませんでした(笑)
終演後に楽屋にお邪魔してその事を聞いてみたら…
やろうと思ったけど、音が出なくなるからやめたそうです。
最後までお茶目な薫さんでした。
お疲れ様でした。