
第92回 栃響 定期演奏会
本日は宇都宮市文化会館で開催された栃響(アマオケ)の定期演奏会に行って来ました。
プログラムは
指揮者:山下一史
オーボエ:池田昭子
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」 作品24
R.シュトラウス:オーボエ協奏曲 ニ長調
シューマン:交響曲 第1番 変ロ長調 作品36 「春」
このオケって段々良くなって行くのが実感出来ます。
昨年6月の定期演奏会に比べても、金管の音程が安定し弦の厚みも増して良いアンサンブルになっていました。
木管に関してもクリアーな良い音が出ていました。
「死の変容」はR.シュトラウスの中でも非常にシリアルな曲です。
暗から明へという構成で、中盤の低弦とティンパニ、さらにはハープのリズム良かったです。
その後の金管の上昇もまさに魂の浄化が感じられました。
最初、この曲をやると知った時はどこまで表現出来るのだろう?と不安と期待が入り交じっていましたが、見事に期待に応えてくれました。
オーボエ協奏曲は、池田さん最高でした。
ソロが多いので堪能出来ました。
池田さんはN響の奏者ですが、今日はCbにもN響の方が見受けられました。
大きな声では言えませんが、嫌いな奏者は特にいませんが好きな奏者はそれぞれの楽器でいます。
オーボエに関しては、都響の南方さんが気に入っているので、南方さんで聴きたかった…
昨年、都響でイングリッシュホルンでソリストをやった特は、もちろん聴き逃しませんでしたけど。
シューマンも基本的には良い出来でした。
2楽章のトロンボーンがちょっと不安定な部分もありましたけど、許容範囲内でした。
皆さん昼間は仕事をしたり、主婦をしたりしている中でこれだけの演奏が出来るのはたいしたものです。
「死の変容」が前プロだったので、アンコールは「メタモルフォーゼン」などを期待していましたが、ドヴォルジャークのスラブ舞曲第2集の2番 ホ短調でした。
次回の定期演奏会は6月…シベ2が演目に入っています。
次回も聴きに行く予定です。
ここからは余談ですが…
今日は、群馬県の高崎から車で1名、東京方面から新幹線等で2名のフォロワーさんが集まりました。
彼らは「ショコタン」がお目当てだったんですけどね(笑)
でも、終演後に感想を聞いてみたらオケそのものもとてもレベルが高いと感心していました。
高崎の方は群響(プロオケ)の定期会員で、昨晩の群響定期より良かったとか…
彼とは、12時に駐車場で待ち合わせて、ランチを一緒にしたんですが文化会館の近辺ってあんまり食べる店舗がないんです。
結局、「モダンパスタ」というイタリアンレストランでパスタとピザで済ませました。
終演後は「餃子パーティー」をやりたいと前から聞いていたので、数日前から考えていたのですが…
まずは、文化会館近くの「正嗣」でショウガ風味の餃子を食してもらおうと…
その後が問題で、嫁とも相談した結果… 新幹線で帰られる方も2名いるので宇都宮駅まで車で送って、「青源」とか「みんみん」をはしごすれば良いかな〜という結論になりました。
でも結局は「青源」だけでお腹一杯で、「みんみん」はパスしました。
「青源」はそもそも味噌のお店で、餃子のたれも基本的には味噌風味でした。
頼んだのは「はね餃子」「ネギ味噌焼餃子」「青源特製焼餃子」「源ちゃん焼餃子」「 青源水餃子」「雷さま水餃子」でした。
要するに店舗で食べられる全種類なんですけど(笑)
味噌風味のたれも美味しかったです。
皆さんも満足して帰られました。
今月の演奏会はこれで終了。
来月は東京とさいたまで定期会員になっている日フィルが九州公演のため、定期演奏会はありません。
宇都宮で、小山美稚恵と宮田大、東京で読響2回が今の予定です。
中でも読響・心平さんのアホ作曲チューバ協奏曲が楽しみ。