
西本智実プロデュース マーラー 復活
プログラムは
指揮者:西本智実
ソプラノ:松原有奈
メゾソプラノ:竹本節子
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
合唱:八王子復活合唱団
マーラー:交響曲 第2番 ハ短調「復活」
オリンパスホール八王子会館1周年記念公演だそうです。
西本さんはこのホールで開催するクラシック事業のエグゼクティブプロデューサーだそうで、今年の9月からは日フィルのミュージック・パートナーにもなります。
過去に1回だけ西本&日フィルは聴いた事がありますが、今年は今日を含めて3回聴きに行く予定になっています。
オリンパスホール八王子は始めてですが、JR八王子駅から通路で直結されており、1〜2階は商業施設、ホールから上はマンションになっているそうです。
入り口と内部はこんな感じです。
そもそも八王子には「いちょうホール」という音楽向けのホールがあり、当初は学生の利用に重きを置いたポピュラー音楽やミュージカルなど視覚条件と演出効果を重視した演目を主体としたホールとする予定だったそうです。
でもクラシック音楽も対象にした音響設計にしたようです。
構造上の問題としては、ビルのホール以外は店舗、オフィス、住宅なので遮音をしっかりしなくてはいけない、でも音響には拘りたいという所から複雑な構造になっているようです。
二重構造になっていたり、2階サイドに反響板を付けたり…
私の席は1階中程の左寄りでした。
そこで聴こえた音は、確かに良く響いてきます。
微音や弱音も聴き取れます。
しかし大きな音は、響きすぎて飽和状態…
不思議にコーラスはこもって聴こえます…
総合的にはこのホールでの「復活」はあまり向いていないという印象でした。
終演後に楽団員さんと少し話をしたんですが、ステージ上は全然響かないそうです。
昨日のリハで録音して聴いて驚いたと言っていました。
演奏そのものが悪い訳ではありません。
良い演奏でした。
良く聴こえるので管楽器の出だしのちょっとした外した音も聴こえてきたりしましたが、気にならない範囲でした。
でも他のホールで聴きたかったというのが正直なところ…
このホールももっと曲を選べば十分に良いホールだと思います。
チラシを貰いましたが、西本智実と読響でロメジェリをやるみたいなので、これは良いかも。
やはり八王子は遠かったです(笑)
家を9:45分頃に出て八王子に着いたのが13:15頃… 3時間半かかりました。
湘南新宿ラインの快速で新宿で中央線快速に乗り換えました。
帰りは、ちょうどホームにホリデー快速河口湖という大宮行きの列車が停まっていて、普通乗車券でも乗れるというので乗って帰りました。
これだと、少し時間を短縮出来ました。
写真は大宮に着いて撮影したので「回送」になっていますが…
それでも3時間かかりました。
「復活」の生演奏は2回目だったので、往復約7時間かけても行ったかいはありましたね〜