
第638回 日フィル 東京定期演奏会
1月定期(1/20)以来だから約2ヶ月ぶりの日フィルと思っていたら…
都民芸術フィスティバルにも行ったよね〜とフォロワーさんに突っ込まれてしまいました(笑)
でも、フェスは1/24なのでやはり約2ヶ月ぶりの日フィルです。
毎年2月は九州公演があるので、これくらい間が空いてしまいます。
プログラムは
指揮者:アレクサンドル・ラザレフ(首席指揮者)
チェロ:横坂源
コンマス:扇谷さん
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調作品85
ラフマニノフ:交響曲 第2番 ホ短調 作品27
横坂さんは、CDでも生演奏でも初めて聴くチェリストでした。
凄く感情が入った演奏でしたが、後半がちょっと力強さが足りなかった気がします。
もうひと頑張り欲しかったですね。
最近は何回か続けて宮田大を聴いているので彼の力強さと無意識に比べてしまったのかも知れません。
圧巻は、 ラフマニノフ…
良いアンサンブルで音もすごくクリアー
3楽章の伊藤さんのクラリネットソロには身震いしました。
3楽章終盤の静寂も十分に余韻が楽しめたし。
終楽章が若干早めかと感じましたが、凄くスケールが大きいものの繊細な演奏でした。
さすがラザレフという感じです。
フライングブラボーも今日はあまりなかったしね…
マエストロの腰は大丈夫なのかと心配になるほどの熱演でした。
ラフマニノフになってステージにカメラが1台入っていました。
でも何となくマエストロにしかレンズが向いていなかったみたい…
アンコールは、ラフマニノフのヴォカリーズ…
これも良かったです。
今日はこれで終わりではありませんでした。
「春シーズン・オープニング ホワイエ交流会」だって…
横浜定期ではシーズン最終回に簡単なパーティーがあってマエストロのトークや簡単な室内楽を演奏したりしていました。
当時新人だった杉原さんとか田吉さんを聴いたっけ。
でもサントリーでは記憶がありません。
2〜3年前だったでしょうか、確か浜離宮で九州公演を終えたラザレフを迎えてラザレフ・パーティーがありました。
このときは会費制でしたが、マエストロのロシアでのプライベートな写真を公開しながら私生活の一部を話してくれたり、室内楽を2曲と九州に同行した小山実稚恵さんのトークショーがあったかと…
そういえば、この時に小山さんとのツーショット写真を撮ってもらったんだ。
でも、今日のホワイエ交流会はちょっと段取りが悪かったですね…
まあ、そのおかげで何人かの団員さんとお話が出来たんですけど。
首席トロンボーンの藤原功次郎さんと今日のコンマス扇谷泰朋さん
功次郎さんとは良くTwitterでやり取りはしていましたが、タイミングが合わずお会いしたのは今日が初めて…
扇谷さんは一昨年の宇都宮第九の時に終演後急いでタクシーで逃げられました(笑)
演奏だけでなくトークでも楽しませてくれるビオラの新井豊治さんとソロ・チェロの菊地和也さん
菊地さんのソリストでチェロ協奏曲を聴いてみたいです。
今年の1月入団のホルン原川翔太郎さんとトロンボーンの中根幹太さん
原川さんはまだ試用期間中とか…
団長でしょうか今日のご挨拶も、昨年の震災後最初の定期でのご挨拶も団員を代表して中根さんがされました。
土曜会員のの方…明日も期待して良いかもです。
明日は交流会、盛り上げて下さい。