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音楽

須藤梨菜ピアノ・リサイタル

音楽

須藤梨菜さんのコンチェルトは何回か聴いていて、是非、ソロ・リサイタルに行きたいと思っていました。
今年の4月に東京文化会館でリサイタルがあり、チケットまで確保したのですが…
リサイタル日と私の入院日が重なってしまい、残念ながら聴きに行けませんでした。

それ以降も、イベントなどで演奏を聴きに行ける機会もあったのですが…
なぜか、そんな時は私が宇都宮にいなかったりして聴きに行けませんでした。

今日やっと聴けました。

プログラムは

リスト:巡礼の年 第1年 スイス より「オーベルマンの谷」
ショパン:ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9-2
ショパン:ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53 「英雄」
ドビュッシー:喜びの島 イ長調
リスト:愛の夢 変イ長調 S.541
カプースチン:変奏曲 op.41

ピアニストには色々なタイプの方がいます。
椅子に座るや否や、いや椅子に座りながら弾き始める人…

コンチェルトでオケの音に身体でリズムをとって自分の出番を待っている人…
田村響さんみたいに、オケの音を気をつけをしながら微動だにせず聴いている人…

彼女は集中する時間を十分とってから演奏に入るタイプです。
すぐに弾き始める人が演奏に集中していないとは思いませんが、じっくり構えるところは好感度がありますね。

演奏中も凄く集中しているのが分かります。

今日の演奏でも、身体中を使って飛び跳ねるような力強い演奏や、じっくりと語りかけてくるような演奏を聴かせてくれました。

今日のプログラムはランチタイムという理由もあるのでしょう、有名な曲が多かったです。
まぁ、巡礼の年は村上春樹の小説が出てから有名になったかも知れません。
実際に小説に出てくる曲は同じ第1曲スイスの中に入っていますが、「オーベルマンの谷」の2曲後の「ル・マル・デュ・ペイ」ですけど…

当初の計画と実際のプログラムでは3曲変更されましたが、聴きたかった「オーベルマンの谷」と「カプースチン」は残っていたので満足です。

カプースチンは、やはりリサイタル向きの曲ですね。
そもそも彼はジャズの影響もかなり受けているので、この曲も乗りが良い曲です。

梨菜さんも楽しそうに演奏していました。

アンコールはリスト/シューマンの献呈でした。

終演後の梨菜さんです。
手に持っているのはリラックマ。

約2週間ほど前に誕生日を迎えました…さそり座です。

そして、クマ好きなので「さそり座のリラックマ」をプレゼントしました。

バルタン星人でもヤドカリでもありません!

横から見ると「さそり」に見えますよね~
これでもヤドカリだという人は、ぜひ眼科に行って下さい(笑)

約60分というリサイタルでしたが、十分楽しめました。

12月にはトリオ・コンサートもありますし、きっとまたソロ・リサイタルもあるでしょう…
また聴きに行きたいです!