音楽

第698回 日フィル東京定期演奏会

聴きに行ったのは3/2日です。

プログラムは敬称略で

指揮者:下野竜也
チェロ:ルイジ・ピオヴァノ
コンマス:扇谷さん

スッペ:喜歌劇「詩人と農夫」序曲
尹伊桑:チェロ協奏曲
マクミラン:イゾベル・ゴーディの告白
ブルックナー:「弦楽五重奏曲」からの「アダージョ」(スクロヴァチェフスキ編)

いや~
今回は初物ばかりでした。

最初のスッペは何といっても辻本さんのチェロが素晴らしかったですね。
先月ソロ・リサイタルも聴きに行きましたが、同じような美しい演奏でした。

1曲目と2曲目の間に何故か下野マエストロが登場
ステージの設定に時間がかかるので出て来たとか(笑)
いつも下野さんが振る回は変わった曲が多く、この日も客席の入りを心配していたけど、思った以上に入っていたので良かったと言っていました。
でも普段に比べると少なかったような…
その後は今回の曲の事を少々触れていました。

ステージ上は下手から1st vn.、管楽器の前にva.、上手側のcb.の前に2nd vn.とチェロがいません。
ソリストの1本だけという構成でした。

尹伊桑という作曲家はスパイ容疑で逮捕され死刑宣告された後にカラヤンなどの抗議などにより特赦で釈放されるとか…
かなりの壮絶な人生を送った方です。曲もその人生を表すような強烈なものでした。

マクミランも魔女裁判を題材にした曲で怖い(笑)激しい曲でした。
最後のブルックナーはマクミランが終わった後アタッカで継続して演奏されましたが…
それまでの激しい演奏と対比してとても心温まる演奏でした。

最初はプログラムを見てどうなるかと思いましたが、終わって見たら満足できる演奏会でした。
要するに安心感を与えるような音楽だけが良い音楽ではないという事ですね。

ルイジ・ピオヴァノのアンコールはアブルッツォ地方の子守唄でした。

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