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辻本玲 チェロ・リサイタル

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聴きに行ったのは2/4(日)、トッパンホールです。
それ以降は遊び歩いていたので、随分前の気がします(笑)

プログラムは敬称略で

チェロ:辻本玲
ピアノ:須関裕子

ヤナーチェク:おとぎ話
ペンデレツキ:無伴奏チェロのためのディベルティメント
カサド:無伴奏チェロ組曲
ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 op.3
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 op.65

この日の一番印象に残ったのは、辻本さんが2009年のガスパール・カサド国際チェロ・コンクールで日本人最高位の3位入賞した時の課題曲だった無伴奏チェロ組曲でした。
情熱的で迫力のある演奏でした。

無伴奏と言えばペンデレツキも現代的で面白かった…
この曲は辻本さんがフィンランド留学時(2007年)に師事していた先生が得意としていた曲で、ペンデレツキとも友好関係があったそうです。
独特な曲でした。

ショパンのチェロ曲って初めて聴いたと思いますが…
華麗なピアノパートの中にチェロが奏でる低音の響きが良かった。

ヤナーチェクはあまり聴かない作曲家ですが、やはり独特のヤナーチェクの世界に入り込みました。
でもリトル・ピープルも出てこなかったし、夜になっても月は一つでした(笑)

アンコールはヤナーチェク:プレストとショパンの夜想曲第2番…
チェロでのノクターンメロディーも心に染み入る良い音色でした。

また聴きに行きたいと思います。