
山田和樹&日フィル マーラー・チクルス 第2回(全9回)
実際に聴きに行ったのは2/22日、猫の日です(笑)
プログラムは敬称略で
指揮者:山田和樹(正指揮者)
ソプラノ:林正子
アルト:清水華澄
合唱:東京混声合唱団
合唱:武蔵野合唱団
コンマス:扇谷さん
武満徹:混声合唱のための「うた」より
ー 小さな部屋で
ー ○と△の歌
ー 恋のかくれんぼ
ー 死んだ男の残したものは
ー 小さな空
マーラー:交響曲 第2番 ハ短調「復活」
まずはステージ上に約30名の東京混声合唱団のメンバーとヤマカズが登場してアカペラで武満メロディを5曲歌いました。
あまり聴く機会がないので、楽しく聴かせて頂きました。
最も後半のプログラムが重いので、本当は違う機会に聴きたかったんですけど…
最後の「小さな空」では歌だけでなく口笛も加わりました。
マーラー・チクルスの2回目は「復活」
数年前に八王子で西本智実指揮で聴きましたが…
八王子のホールが響きすぎて頭が痛くなるほどでした。
それに比べるとオーチャードはそれほど響かないので、音楽が持つ本来の味わいを感じることが出来ました。
合唱メンバーは東京混声合唱団と武蔵野合唱団の合同で約200名…
最初からステージに待機していました。
ソリストの2名は第1楽章が終了後に静々と登場…
すごく自然でした。
ヤマカズは「復活」を指揮するのは初めてだと言っていましたが…
そこそこ、ヤマカズが何を感じ何を表現したいのか伝わってくるような演奏でした。
最初のVc.とCb.… ゾクゾクするほど良かったです!
合唱団も合同なのに統制が取れていて良いハーモニーを聴けました。
ちょっと林さんに納得のいかない部分がありましたが、全体を通しては良い演奏会だったと思います。
次回は2/28日で第3番です。
1週間の間で2番と3番をやるなんて、大変そう…
話は変わって、開演前に人生始めての「ラーメン開始」を行いました。
誰が呼んだか「ラーメン博士」(私が呼んだんですが…)に案内されて行って来ました。
彼はラーメン好き、ビール好きでラーメンは2日に1回は食べていると思われます。
案内してもらったのは、渋谷駅からオーチャードを通り過ごして10分弱…
「砦」というお店です。
中にはこんな言葉が書かれていました。
私なら最後に「みつを」って書いちゃうのに(笑)
頼んだのがこれ。
『海苔と半熟玉子らぁめん』です。
麺はカタメンにしました。
彼は「ハリガネ」を頼んでいました。
なぜ彼のことを「ラーメン博士」と呼ぶか…
ラーメンが好きなだけでなく、とにかく凄いんです。
この日に食べた彼のラーメン評を引用すると…
ヤマカズ復活の前にラーメン開始。
久々の『麺の坊 砦』にて『海苔と半熟玉子らぁめん』を頂きました。砦の店主、中坪さんは、一風堂で修業を積み、一風堂が新横浜のラーメン博物館に出店した際、25歳の若さで店長を務めた方。一風堂には13年間勤務したのち、2001年に独立して砦を開業しています。従って、砦のラーメンは、一風堂の白丸にとてもよく似ていますが、個人的には、砦のラーメンの方が、より深みのある味わいとなっている印象があります。
スープに使われる豚骨は頭骨のみ。豚頭骨はゲンコツ(脛骨・大腿骨)や背ガラといった他の部位に比べて、下処理やアク抜きなどをより丁寧に行う必要があるため、取り扱いは大変ですが、独特の旨味があるスープがとれます。砦のスープは何工程にも分けて、実に20時間以上もの時間をかけて炊き出されています。カエシは昆布出汁とチャーシューの煮汁に薄口醤油や塩を加えたもの。手間暇かけられたスープは濃厚だけれどまろやかで味わい深く、臭みはもちろん、くどさも脂っこさもありません。とても完成度の高いスープだと思います。
麺は店舗のすぐ近くにある製麺所で造られた自家製の極細ストレート。その日の気温や湿度によって配合を調整し、日々の微妙な変化にも対応しているそうです。低加水でほどよく熟成された麺はパツパツの食感。小麦の風味を感じるために、バリカタ以上の茹で加減をお勧めします。なお、お好みで中太麺も選べますが、私はまだ試したことがありません。
具材はチャーシュー、刻みキクラゲ、モヤシ、青ネギと、追加トッピングの味玉と海苔。チャーシューはロースで、しっかりタレに付け込まれ、臭みや余分な脂は抜けています。柔らかく味付けもしっかり目ですが、肉の旨みもしっかり残っています。刻みキクラゲに加えてモヤシが乗っているのも一風堂スタイル。博多ラーメンでモヤシを使うのは珍しいのですが、実は北九州ではデフォルトで乗っている店が多いんです。具材は、スープを冷まさないよう、事前に暖められてから器に盛りつけられます。このあたりの心遣いも素晴らしいです。
店舗は渋谷というより、井の頭線の神泉が最寄となります。渋谷から歩くと10分以上かかるところで、立地的には決してアドバンテージがあるわけではありませんが、行列こそできていないものの、ひっきりなしに客の出入りがあり、活況を呈していることが伺われます。開店して13年が過ぎ、地元の店としてもすっかり定着している感もあります。
豚骨フリークの方にも、豚骨ラーメンは苦手という方にも、是非、食べてみて頂きたい一杯です。
どうです。
凄いでしょ!
本が出版されたら購入しますと言ってあります(笑)
終演後はもう1人の友人も一緒に、2/28日の作戦会議…
2/28日は「ラーメン開始」と「ラーメン終止」
いわゆるラーメンのダブルヘッダーを予定しています(笑)