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音楽

庄司紗矢香&メナヘム・プレスラー デュオリサイタル

音楽

実際に聴きに行ったのは4/6日です。
それも後半だけ聴きました。

しかし、後半を聴くまでにも壮大なドラマがありました(かなりオーバーですが)

昨日のblogにも書いた通り、14:00からはJR宇都宮駅を挟んで反対側にある上野楽器ジープラザで須藤梨菜さんのピアノを聴いていました。
チラシには3曲しか載っていませんでしたが実際に演奏される曲は知っていたので、休憩を入れても大体90分前後で終わるだろうと予想していました。
それだと後半には余裕で間に合います。

実際には予想通り終演…

しかし、それからが数名の方のご挨拶などが15分~20分くらい続きます。
途中で抜け出す訳にもいかずに、あせりながら話を聞いていました。

ご挨拶が終わって急いで会場を後にしました。
もう走りました。

頭の中では、さっきまで聴いていた「展覧会の絵」が鳴っています。
でも「プロムナード」だと早く走れないので「リモージュの市場」ですよ!

JR宇都宮駅に着いたらちょうど出るバスがあったので、急いで飛び乗りました。
このときはイルカの気分ですね「動き始めたバスの窓に~♪」(ちょっと違うか)

バスを降りてからも走りました。
メインホールでは16:30開場のアンジェラ・アキの長い列が…
そこを掻き分けてサブホールにたどり着いたのが、休憩時間が終わる2分前でした。

という事で、プログラムですが

ヴァイオリン:庄司紗矢香
ピアノ:メナヘム・プレスラー

モーツァルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 変ロ長調 K.454
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲 イ長調 D.574
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番 ニ長調 D.384
ブラームス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番 ト長調 「雨の歌」 op.78
(チラシとは内容が違っていました)

最初に書いたように聴いたのはD.384以降です。

しかしD.384を聴いている時は、頭の中ではまだ「展覧会の絵」が鳴っています(笑)
何かD.384で、その興奮が鎮められた感じです。

まぁ、普通の生活音で興奮が冷めるよりも別の音楽を聴いて冷めた方が良いですけどね。

一番聴きたかったブラームスは、普通に落ち着いた気分で聴けました。
(演奏曲と演奏順が変わったのが幸いしました)
第2楽章の哀愁が漂う演奏が良かったですね。
また泣きそうになりました(笑)

アンコールは

ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ショパン:ノクターン 第20番 (ピアノ・ソロ)
ブラームス:愛のワルツ op.39-15
ショパン:マズルカ 作品17-4(ピアノ・ソロ)

プレスラー氏は90歳を超えたところですが、しっかりとした足どりと演奏でした。

ちょっと疲れたけど、楽しい1日でした。