
第86回 日フィル さいたま定期演奏会
実際に聴きに行ったのは11/7日です。
プログラムは敬称略で
指揮者:秋山和慶
ピアノ:小山実稚恵
コンマス:扇谷さん
ウェーバー:オペラ「オベロン」序曲
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11
ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 Op.92
最近の「さいたま定期」では何回か続けて指揮者のプレトークがありました。
まぁ、今回は秋山さんなのでないだろうと思っていたのですが…
ヴィオラ後藤さんがインタビューアーという形でのプレトークがありました。
秋山さんは11/3日に文部科学大臣が選出する「文化功労者」に選ばれたばかりで会場にはお祝いの花が飾られていました。
秋山さんと日フィルの関係は、旧日フィルが今の「日フィル」と「新日フィル」に分裂する前の最後の演奏会で振ったそうです。
今回は、それ以来の日フィルとか…
日フィルのさいたま定期、ソニックシティ、11月、小山実稚恵で思い出すのが、4年前の出来事…
さらに、今年と同様にメータ&イスラエルフィルが来日し、聴きに行った年でした。
ちょうど小山さんがチャイコのPコンを演奏中に結構大きな地震があったんです…
昨日もその事を思い出しながら聴いていました(笑)
今日のPコンは結構ピアノが前面に出て良い演奏でした。
今回はナショナル・エディションでの演奏でしたが…
終演後に大宮駅まで某管楽器の団員さんと一緒に帰ったのですが、例えば1オクターブ違ったりするので必死に楽譜を見ながら演奏したという事なので、その当たりの事情も多少はあったのかも知れません。
彼女曰く、何回か今までのエディションのまま吹きそうになったとか…
小山さんのアンコールはショパン:ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64-1 「子犬のワルツ」でした。
小山さんのピアノは今年の前半は聴く機会がありませんでしたが、後半はこれで3回目です。
ちなみに来月も予定しています。
ベートーヴェンは、秋山さんの堅実さが良く現れた演奏でした。
オケのアンコールは、モーツァルト:オペラ「ドン・ジョヴァンニ」序曲でした。
しかし、古典にはソニックは向いてないな~