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音楽

アラベラ・シュタインバッハー ヴァイオリン・リサイタル

音楽

実際に聴きに行ったのは昨日です。

プログラムは

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 作品100
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 作品78「雨の歌」
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 作品108

ピアノ伴奏:ロベルト・クーレック

アンコール曲
ブラームス:F.A.E.ソナタ ハ短調 第3楽章
クライスラー:愛の悲しみ

艶やかな伸びのある美しい音色でした。
アラベラは、もっと情熱的な演奏をするというイメージを持っていたのですが…

第3番の終楽章では、その激しさが十分に感じられました。

まあ、1番と2番は基本的には優雅な曲ですからね…
特に1番はラブレターだし(笑)

演奏は暗譜…

席は前から3列目のやや左で、演奏時の表情はよく見えましたが殆どが目を瞑って弾いているようでした。
ヴィオリン・リサイタルはあまり多い行く方ではないのですが、暗譜しているか否かは問わずに、譜面そのものがない演奏は初めてだった気がします。

とにかく音色が美しく、多彩で、力強さも備わっている良いソリストだと思います。
ドイツ人の父と、日本人の母の間に生まれ、日本では「美歩」のミドルネームが入りますが、個人的には要らない気がします。

彼女も30歳を超えて、これからどんどん良い演奏家になってくれると思います。
楽しみ…

これはサイン…

上がロベルトで、下がアラベラです。

写真も普通に撮らせてくれましたが、例によって自粛です(笑)
演奏時は赤いドレスで素敵でした。