
第91回 栃響定期演奏会
栃木県交響楽団というアマオケがある事は知っていましたが、聴きに行ったのは今日初めて…
別にアマオケだからという理由ではありません。
いつも日曜日の午後に演奏会があるので、テニスか東京の演奏会に行っているためスケジュールが合わないんです。
ではなぜ今日聴きに行ったかと言うと、ソリストが日フィル・コンマスの木野さんだったから…
プログラムは
指揮者:三原明人
ヴァイオリン:木野雅之
ストラヴィンスキー:火の鳥(1919年版)
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 作品92
全てが両翼配置での演奏…
なんせ初めてのオケなので、その効果の程は分かりません。
弦は良く鳴るオケでした。
ピッツィカートがそろっていない箇所もありましたが…
それとコンバスのお兄さん、動きすぎです。
本当に弓で刺しちゃいそう(笑)
木管は良い音出してました。
あっ、フルートのお姉さんも動きすぎ…
金管がちょっと弱いかな〜
後は全体的に弱音が弱いという印象がありました。
会場に入って見慣れない楽器が…
何か木製の煙突が立っています。
よく見るとハープでした(笑)
ハープを正面から見た事はないので…
お目当ての木野さんは、いつもはコンマスでの登場なのでソリストとして聴くのは3年ぶりくらい。
良かったですね〜 オケに気配りをする余裕さえみられました。
普段は燕尾服… 会場前にお会いした時も私服だったので凄いとは思いましたが…
いざシベリウスVnコンでは上下黒で登場…超凄いに変わりました。
何がって? 怖くて書けません(笑)
楽屋入り前にお話ししたところでは、今年の宇都宮第九にはいらっしゃるとの事でした。
(昨年は扇谷さんでした)
その際にサインを頂いたんですが…
入場してみると、CD販売とサイン会が…
申し訳ない事をしました ← 棒読み(笑)
栃響の演奏は、最初に書いたような特徴が見受けられたものの良い演奏でした。
また聴きに行っても良いと思うオケでした。
木野さんのアンコール曲は「アルハンブラの思い出」…
これは本来ギター曲です。
昔、クラシックギターを習っていた時には私も弾きました。
トレモロをどう表現するのかと興味津々でしたが、それらしく聴こえて来たのには感動しました。
オケのアンコール曲はフィンランディア…
これにはシベリウスファンとして微妙…
プロオケでさえ本プログラムで演奏する曲なのに、アマオケのアンコールで演奏とは…
プロオケでも過去にフィンランディアをアンコールで聴いた事があるのは、あけさん指揮の日フィルだけです。
シベリウスをなめているのかと(笑)
実際に、来週の日曜日に聴きに行く仙台フィルのプログラムの1曲目に入っています。
ただ、演奏機会が少ないアマオケなので無理矢理演奏したんでしょうと思う事にしました。
しかし、もう少し練習して欲しかった… ちょっとバランスの悪いフィンランディアでした。
シベリウスというと、今年、都響で2番と5番を聴いて15日(水)の7番も聴きたいと思っていたのですが…
15日に東京出張が決まって聴ける事になりました。
南方さんのソリスト出演もあるし。オーボエではなくイングリッシュホルンですけど…