
第346回 日フィル名曲コンサート
プログラム
指揮者:高関健
ヴァイオリン:堀米ゆず子
コンミス:江口さん
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」作品30
当初の指揮者は、首席指揮者のラザレフ氏でしたが緊急手術した腰の具合が悪いので来日中止で、高関さんに変更…
ラザレフ氏は3月の定期(震災日当日)も椅子に座って振っていました。
ステージには普通にと言うか軽快に登場したので、余震対策かと思っていましたが、その時にはもう腰を痛めていたそうです。
当日も、お隣のANAインターコンチネンタルホテルはエレベーターが使用出来ず階段での移動だったそうです。
しっかりと休んで頂いて11月には元気な姿を見せて頂きたいですね〜
ブラームスですが、堀米さんのソロ良かったですね〜
凄く丁寧に演奏していました。印象的だったのは2楽章…
堀米さんと日フィルとは今年の九州公演で5〜6回シベリウスを弾いたはず…
堂々とした演奏で、高関さんを引っ張っているようでした(笑)
シベリウスと言えば、今日は浜離宮朝日ホールでギトリス・チャリティーだったコンマスの木野さん…
明後日の栃響(アマオケ)定期で、シベリウスの演奏があります。
ツァラトゥストラも出だしにバタバタした部分もありましたが、最終的には素晴らしかった。
迫力がありました。
くしくも今日はシュトラウスの誕生日…
出だしのバタバタした部分ですけど、それも含めて1回しか無い演奏会です。
最高の演奏を聴いて満足したいのなら、気に入ったCDを聴けば良い…
演奏会にせっせと足を運ぶのは、真剣に演奏する楽団員さんの姿やその場でしか感じられない音圧を感じたいからです。
1度その素晴らしさを体験したら病み付きになります。
まだ演奏会に行かれた事の無い方も、是非1度足を運んでみて下さい。
本日は2曲とも対向配置の演奏でした。
高関さん曰く、「うねり」を強調したかったとか…