
須藤梨菜ピアノサロンコンサート
実は今日はそもそも「庄司紗矢香&メナヘム・プレスラー デュオ・リサイタル」の予定が入っていました。
しかし先日のアシュケナージ親子のデュオ・リサイタルの時にこのサロンコンサートの事を知りました。
何回も書いていますが、私がクラシック音楽を聴くようになったキッカケの曲が「展覧会の絵」なんです。
高校時代に買ったLPレコードでした。
う~ん、両方聴きたい…。
上手い具合に、開演時刻がサロンコンサートは14:00、デュオ・リサイタルは15:00…
それぞれの場所は徒歩で約20分くらいの距離…
凄く悩みました。
多分2分くらいは悩んだと思います(笑)
結論はサロンコンサートを聴いた後にデュオ・リサイタルを聴きに行く事にしました。
やはり「展覧会の絵」は特別な曲ですから…
サロンコンサートのプログラムは
ハイドン:ピアノソナタ 第58番 (ランドン版) ハ長調 HobⅩⅥ.48
リスト:愛の夢 第3番 変イ長調 S.541-3
リスト:バラード 第2番 ロ短調 S.171
チャイコフスキー/プレトニュフ:くるみ割り人形 Op.71a より 第7番 「アンダンテ・マエストーソ」
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
会場は60名~70名ほど収容できるフローリングの部屋にピアノが置いてありました。
その中で梨菜さんの演奏が鳴り響きます。
実際に床も震えます。
最初は地震かと思いました(笑)
お目当ての曲は「展覧会の絵」ですが、それ以外でもバラードなんか凄く良かったですね~
展覧会の絵は、ピアノの生演奏で聴くのは何と4年ぶりになります。
(2年ほど前にファジル・サイの演奏で聴きましたが奴のはファジル版だったから、もう違う曲ですね)
力強い、また奥行きの深い演奏で感動しました。
数十年前にLPレコードで始めて聴いた時を思い出しました。
内緒ですけど泣きました(笑)
やっぱりサロンコンサートを聴きに来て良かった!
アンコールは、ショパン:即興曲 第1番 変イ長調 Op.26でした。
最初に書いたように、今日はこの後にもう一つのリサイタルに行くので(実際にはもう始まっていましたが)、梨菜さんに一声かけて会場を後にしました。
ピンクというかオレンジと言うか素敵なドレスでしたが、急いでいたので残念ながら写真はありません。
(実際に写真を撮っていたら、デュオ・リサイタルは最後の1曲しか聴けなかったと思います)