
宮田大 チェロ・リサイタル
今日は書こうと思っていた事が2つあったんですけど…
悩んだ末にこちらにしました。
もう一つは本当は今日書ければ良いんですけどね〜
栃木県総合文化センターの宮田大チェロ・リサイタルに行って来ました。
プログラムは
チェロ:宮田大(当たり前か…)
ピアノ:柳谷良輔
ラフマニノフ:ヴァカリーズ
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
ポッパー:ハンガリア狂詩曲 作品68
R.シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 作品6
宇都宮出身の宮田大と何故かカナダ人の柳谷良輔が「FIRST」というCD引っさげてのCDリサイタルです。
今日の宇都宮を皮切りに11/9のサントリーホール/ブルーローズまで5公演。
宮田大は過去に2回ほど聴くチャンスがあったんですが、チケットを購入したのに行けなかったり、公演そのものが中止になったりで今回が初の生演奏でした。
格好良い男、いや音でしたよ… 勿論格好も良いんだけど(笑)
でもメインホールでは少し大きすぎたかもね…
1,600名収容出来るホールなんですけど、県名や都市名+会館とかセンターという名前のホールは音響がデッドなものが多く、今日のホールもその部類です。
デッドな事もあって、音は明瞭に聴こえますがチェロとピアノにはちょっと…
先日のイ・ムジチくらいの編成になれば問題ないんですけどね〜
曲はCDに収録されている曲を中心に演奏…
特にR.シュトラウスの2楽章が印象に残りました。
そのR.シュトラウスで終楽章も中程にかかった頃にその事件は起きました(笑)
ムニュムニュ?、ムキュー?、ボヨーン?
何かそんな感じで演奏が中断したんです。
ステージでは、壊れた弓を眺めている宮田大がいました。
慌てずに「弓が壊れたので、別のを取って来ます」と言って楽屋に下がる宮田大…
予備も含めて2本の弓を持って出て来ました。(ちょっと笑いが)
様々なハプニングに遭遇した事はありますが、今回みたいのは初めてでした。
まぁ、相手が楽器だから弦が切れたり、弓が壊れたりは当たり前なんでしょうけどね〜
その後、終楽章を無事に演奏しておしまい。
アンコールは
サン・サーンス:「白鳥」
ファリャ:「火踊り」
ファリャ:スペイン民謡組曲より「ナナ・ポロ」
カプースチン:ブルレスク
左上が宮田大、右下が 柳谷良輔のサインです。
サインを貰う時に少しお話をしましたが、礼儀正しい好感の持てる青年でした。
青年?
まだ20代だから青年で良いか(笑)