
宮田大 チェロ・リサイタル
大ちゃんは宇都宮出身という事もあってか、1年に1回ペースでリサイタルを行ってくれます。
前回は2012年11月26日、前々回は2011年10月31日でした。
今回のピアノ伴奏は前回と同じでジュリアン・ジェルネ氏
プログラムは
フォーレ:エレジー
カサド:レキエブロス(愛の言葉)
三枝成彰:震災のためのレクイエム
黛敏郎:BUNRAKU (無伴奏)
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ 第2番 ニ長調 作品58
過去のリサイタルは、ラフマニノフ、ドビュッシー、R.シュトラウス、ベートーヴェン、ブリテンなど王道の曲でしたが、今回は様々なイメージの曲を聴けました。
この中で楽しみにしていたのが、無伴奏チェロでBUNRAKUです。
暗譜でかつ場内及びステージ上の照明を落とし、大ちゃんだけスポットライトで照らしての演奏でした。
三味線をピチカートで表したり、義太夫の声をチェロで表したり独特の雰囲気の曲です。
BUNRAKUは2012年2月に大ちゃんと「いちむじん」というクラシック・ギターのデュオグループとのコンサートで一度聴いていましたが、もう一回聴いてみたいと思っていました。
前回と同様、熱演でしたね~
大ちゃんはまだ20歳代後半なので、昨年聴いた堤さんや山﨑さんほどの凄みはありませんが、集中して演奏している時の表情が何とも言えません(笑)
特にゆっくり目の低音を弾いている時は特に良いですね。
実際の演奏も力強い演奏です。
アンコールは
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ジブリ:天空の城ラピュタより 君をのせて
ジブリ:ハウルの動く城より 人生のメリーゴーランド
と普段とは違った曲も聴けました。
NHK-FMでの収録があったようで、2/28 PM:7:30~9:10のベストオブクラシックで放送されるみたいです。