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第636回 日フィル 東京定期演奏会

音楽

サントリーホール前のカラヤン広場もクリスマスモード一色でした。

 

記念撮影をしている人もかなりいましたね〜

良い感じでしょ…
ホール内に入ったら知人に会ったんですけど、入る前だったら撮影してあげたのに(笑)

今日のプログラムは

指揮者:山田l和樹
ソプラノ:林正子
コンマス:木野さん

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
モーツァルト:交響曲 第31番 ニ長調 パリ K.297
ベルク:「ルル」組曲
ラヴェル:ラ・ヴァルス

今日のプログラムは組み合わせが絶妙でした。

牧神の午後への前奏曲は今年2回目の定期での演奏です。
4月に原発の影響で来日中止になった、インキネンの変わりに広上さんが振りました。

その時も良かったんですけど。今日も柔らかい響きで良かったです。
フルートの音色が印象的でした。
今日は紀尾井シンフォニエッタ東京の定期も重なっているのでNさんは乗っていませんでしたが…

パリはもう少し元気な演奏でも良かったかな〜という感想です。
まぁ、山田氏は非常に素直で分かり易い音楽作りをするので納得はいくんですけど…

そういえば、山田氏はインキネン来日中止の時に代役でマーラーの4番他を振りました。
この時のソプラノは市原愛さんでしたね…
これも良かった。

「ルル」組曲は初めてでした。
そもそもオペラは守備範囲ではないので、オペラから派生した曲は初めて聴くケースも多いんです。

初めて聴く曲って期待感があったり緊張感があったりでワクワクしますよね〜
ソプラノの林正子さんの澄んだ声とマッチして興味深い曲でした。

林さんは何年か前に第九を聴いた記憶があります(読響だったかな〜)

最後のラ・ヴァルスも良く纏まっていたと思います。
パリはもっと元気よくという感想でしたが、この曲は少しおさえた所が良かったような気がします。

今日で今年の日フィル定期演奏会は終了です。
(土曜会員の方は明日で終了ですが…)

今年も、東京定期とさいさた定期は皆勤でした。
もっとも楽しみにしていた宮田大をソリストに予定していたさいたま定期が、震災の影響で中止にはなりましたが…

まだ早いですが来シーズンのプログラムの一部が公表されました。
私としての注目は2013年3月4月に一気に演奏されるインキネンのシベリウスです。

3月の東京定期で第1番・第5番、4月の横浜定期で第4番・第2番、同じく4月の東京定期で第3番・第6番・第7番が演奏されます。
これは聴くしかないでしょう〜

インキネンはフィンランド人で客演首席指揮者になってから今シーズンまではマーラーとシベリウスの交響詩の組み合わせでプログラムを組んできました。
そのうち、シベリウス交響曲も取り上げてくれるとは思っていましたが、2ヶ月間で全曲とは驚きです。
4月なんかは2週間で5曲やるわけですからね〜

問題は横浜定期が含まれている事… それも第2番がみなとみらいですよ…

東京定期会員は当然の事ながら来シーズンも継続ですが、横浜は遠すぎます。
数年前に横浜の定期会員でもあった時もありましたが、遠すぎて止めてしまいました。

これ、サントリーの名曲コンサートなどで取り上げてくれないですかね〜

日フィルさん、お願いします。