
第546回 読響 サントリーホール名曲シリーズ
実際には2/15ですが、読響名曲シリーズを聴いて来ました。
そもそも2/15は東京出張の予定で、チケットを探していたのですが出張が中止になったので、そのままにしていたところ…
急に出張が復活したために急遽チケットを調達しました。
急だったので1階1列24番と最前列の席…
席に着いた所「こ〜の〜席は〜、いつか来た席〜」という音楽が流れて来ました(笑)
昨年2月のラン・ラン ピアノリサイタル(1日目)の席です。
ベートーヴェンの「熱情」とかプロコの「戦争ソナタ」を聴いた席。
そんなウットリした顔で私を見つめないでと思った席(笑)
プログラムは
指揮:オスモ・ヴァンスカ
クラリネット:マルティン・フロスト
コンマス:デヴィット・ノーラン
グリーグ:付随音楽「ペール・ギュント」から抜粋
アホ:クラリネット協奏曲(日本初演)
シベリウス:交響曲 第2番 ニ長調 作品43
席の事から書くと、フルオケを聴くには慣れが必要な席ですね〜
弦は直接届くけど、管はどっかから降ってくる感じ…それも結構とんがっている音に聴こえます。
サントリーホールの場合は普段はLCブロックか2階正面席が多いので、ちょっと違和感がありました。
グリーグは、「朝の気分」から始まって抜粋で約30分の演奏。
これに関しては、弦を中心にうっとりと聴けました。
次のクラリネット協奏曲ですが…
マルティン・フロストの演奏はとても素晴らしいものでした。
特に2〜3メートルの距離で聴いたので視覚的にも指の動き等が見て取れて良かった。
最も、ベルアップした時は音は頭の上を通り過ぎて行きましたが…
ただ、フィンランドのカレヴィ・アホ作曲の現代音楽…
なお日本初演なので聴くのが初めて…
非常に難解でした。
何でもマルティン・フロストの委託作品らしいです。
(違っていたらごめんなさい)
アンコールとして、伝承曲(ヨーラン・フロスト編曲):クレズマー舞曲
最後はシベ2ですが…
今日の席では微妙でした。
金管、打楽器の迫力がうまく伝わって来ません。
ただし、身体には響いていたので音は出ていたと思います… 他の席で聴いたら良かったのかも知れません。
まぁ、聴きに行けただけでもラッキーでしたので感謝です。
アホについては、今月さらに同じ読響で2回聴きに行く予定になっています。
他の曲はどんな曲か楽しみです。
特にチューバ協奏曲。