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藤原功次郎トロンボーン・リサイタル

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新サイトでの同一記事はこちらです。

実際に聴きに行ったのは12/11日です。

功次郎さんは最近は出身地の関西では何回かリサイタルを開催していましたが、関東でそれも一般の人が聴きに行けるオープンなリサイタルは久しぶりの気がします。
私としては約1年ぶり…

プログラムは敬称略で

菅野祐悟:軍師官兵衛 メインテーマ
ドビュッシー:もう家のない子のためのクリスマス
マルグリット・モノー:愛の賛歌
フランク・マルタン:バラード
藤原功次郎:風
藤原功次郎:約束
ベートーヴェン:ピアノソナタ 第8番 ハ短調 「悲愴」より第2楽章
アンリ・トマジ:トロンボーン協奏曲

伴奏はもちろん原田恭子さんです。

場所はサントリーホールのブルーローズ…

この日は指定席だったので前から2列目の真ん中の席にしました。
このリサイタルの日程はかなり前から教えて貰っていたので、14:00からの開演でしたが仕事の調整も完璧だしチケットも発売後1分以内に購入しました(笑)

功次郎さんと菅野祐悟さんはトロンボーン協奏曲「flower」の委嘱が先か、菅野さん作品の殆どのCD録音への参加が先かというくらいの関係です。
この日も最初の1曲は菅野さんの「官兵衛」メインテーマ… 勿論メインテーマ以外でも「官兵衛」作品のトロンボーンは功次郎さんの音です。
この曲は最近ちょっと興味があったので、じっくり聴きました(笑)

プログラムを見て、後半で演奏する「悲愴」ではきっと泣いてしまうだろうなと思っていましたが…
「愛の賛歌」の柔らかく優しい音色に思わず涙が…

後半になって功次郎さんが高校のころにメロディーが出来ていた「風」、昨年のウィーンでのリサイタルのために作った「約束」という曲を演奏しました。
それぞれ始めて聴く曲ではありませんが、功次郎さんらしさが出ている優しい曲です。

その後は「悲愴」…

たぶん功次郎さんのトロンボーンで「悲愴」を始めて聴いたのは3年前だと思います。
あの時は私も足の指を剥離骨折して杖をつきながら聴きに行ったっけ~
当時の功次郎さんの様々なトーク等が重なって、やはり泣いてしまいました(笑)

アンコールは功次郎さんが感謝のために作ったという「ありがとう」という曲でした。
でも、この日も演奏した功次郎さんの「約束」も私としてはメロディーを「あ~り~がとう~、あ~り~がとう~」と歌詞をつけながら聴いて居るんですけど(笑)

さらに愛の賛歌もアンコールで再演…ずるいです!

終演後、功次郎さんにお会いしたときに最初の一言は「青木さん、目の前で号泣しないでくださいよ~」でした。
やはりあの席なのでバレちゃいますよね。
でも、号泣とは違う気がするし… 泣かせたのは功次郎さんなんですけど(笑)

またリサイタルやって欲しいな~