
佐村河内 守 交響曲第1番 全曲特別演奏会
実際に聴きに行ったのは2/25日です。
退院後初の生音… 生首ではありません(笑)
プログラムは
指揮者:大友直人
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
佐村河内 守:交響曲第1番 <HIROSHIMA>
この曲は1年ちょっと前にCD化された時に聴いて、ぜひ生で聴いてみたいと思っていた曲です。
CDで聴いた時は、現代のそれも日本人がこんなスケールの大きい、また神々しい曲が作れるんだ〜 という印象でした。
それも聴力を失った作曲家…
80分を超える曲です。
CDは大友直人指揮東響の演奏でした。
入院時期が微妙で、聴きに行きたいけど行けるのだろうかと悩んでチケットを購入しました。
間に合って良かった。
昨日は、芸劇の入り口で1年ぶりに会う友人と待ち合わせをしていましたが、18:30頃でしょうかカメラが近づいてきました。
「えっ、やめて」と思いましたが、私の目の前を通り過ぎてエスカレーターへ…
ちょうど佐村河内さんがエスカレーターを上って来る所でした。
入場前には暫く入り口前にたたずんで 何か感慨に浸っているような…
演奏前に大友氏がステージ上で、この曲との関わりなどのトークがありました。
演奏は素晴らしかったです。
途中の金管は若干抑えめでしたが最後に大爆発しました。
クラリネットやファゴットも良い音を出していました。
生で聴けて感動しましたが、もう少し響くホールで聴きたかったとも思いました。
残念だったのは、客席でのアクシデント…
3階の前ブロックで聴いていましたが、第2楽章も3分の1を経過したころにすぐ前で急病人が発生…
ホールの外に運び出すのに少しガヤガヤして集中して聴けませんでした。
しかし、好きで具合が悪くなる人はいないので仕方がない事です。
逆に途中で退場された方は最後まで演奏を聴けなくて残念だったかと思います。
終演後の拍手は凄かったですね〜
ご本人がステージに上がるとなおさら凄くなりました。
実際に会場には来ていたのに、実際には演奏を聴けない彼は…
何を感じ取っていたんだろう…
3/31日に一部をNHKで放映されると案内が出ていました。
そういえば、待ち合わせをした友人が確保した席はカメラが使うとかでもっと良い席に振り替えられました。
最初からテレビ放映が決まっていた訳ではないようです。