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音楽

日フィル 第345回 名曲コンサート

音楽

3/11の震災日に開催された日フィル東京定期演奏会から約1ヶ月ぶりに演奏会に行って来ました。
生オケの音に飢えていただけに、堪能してきました。

プログラムは

指揮者:広上淳一
ピアノ:小菅優
コンミス:江口さん

本来の指揮者はインキネンでしたが、震災等の影響で来日が出来ずに急遽、広上さんに変更されました。
プログラムの写真はインキネンのままです。

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
ドビュッシー:交響曲「海」 3つの交響的スケッチ
ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲

牧神の午後への前奏曲は良い出来でした。
アンサンブルがとても良かった。

Pコンは、出だし小菅さんが緊張したのか? 少し「あれっ」というところもありましたが…
全体的には軽いタッチの演奏が聴けました。

ちょうど、昨日の夜「のだめ」をテレビで放送していたので孫ルイの吹き替えランランの演奏を思い出してしまいます(笑)
あれ、ラヴェルのPコンは最終楽章・後編だから来週放送だ…

小菅さんの演奏に、広上さんが上手くオケをコントロールしていたという感想です。

ここで、小菅さんのアンコール…
自信はないのですが、ショパンの前奏曲 ト長調?

ドヴュッシーの海ですが…
トランペットのHさん、良かったです。
普段なら、オッタ氏が吹くんだと思うんですが… もしかしたら彼も帰国中なのかも…

年に数回コンミスをされている江口さん…
ちょっとかたかったかも… もう少しうねりが欲しかったところです。

ダフニスとクロエは、締めくくりには良い演奏でした。
元気が出ました。

アンコール曲は、ドビュッシーの「ゴリウォッグのケークウォーク」

開演前に平井さん、アンコール前に広上さんと団員を代表して中根さんから震災および今後の活動に関する様々な観点からの話がありました。

結局、約2時間30分の演奏会になりました。

今日1日の感想としては、インキネン来日中止が決定した以降短い時間で広上さんが良くまとめて来たな〜の一言です。
ご苦労様でした。

それから、4月の定期演奏会(今週末の金・土)も指揮者が山田和樹さんに変わります。

彼は昨日(日本時間で言うと今日か…)ジュネーブで振っているので、やはりあまり時間がないと思います。
曲もマーラーの6番から4番に変わったりしています。

でも、今の状況では6番はちょっと暗い曲なので4番にして良かったのかも。
6番の副題は「悲劇的」だし…

でも、いつかインキネンでマーラーの6番を聴いてみたい。