
第70回 日フィル さいたま定期演奏会
プログラムは
指揮者:宮本文昭
オーボエ:渡辺克也
コンマス:木野さん
モーツァルト:オペラ「フィガロの結婚」序曲
モーツァルト:オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編)
前回、宮本さんの指揮でシティ・フィルを聴いたのは先月…
この時は、指揮台に上る前から指揮を始めていました。
でも、今日はちゃんと指揮台に上ってから開始…
やはり、船酔いしそうなダイナミックな指揮ぶりでした(笑)
フィガロの結婚序曲は軽快でテンポ良かったし、黒木くんじゃなくて渡辺さんのオーボエ協奏曲も良いですね〜
渡辺さんはモーツァルトのオーボエ協奏曲の演奏機会が多いので、安心して聴いていられました。
展覧会の絵は熱演でした。
出だしのオット氏のトランペットが強烈で、これで今日の出来が良いと想像されました。
ご存知のように展覧会の絵は元々はピアノ組曲で、それをラヴェルが管弦楽に編曲したものです。
(他にも色々な人が編曲していますが…)
ババ・ヤーガ以降の盛り上がりも最高です。
もっとも途中からは目から何かが出てきて正常心では聴けなかったんですけど。
昨日も書きましたが「展覧会の絵」は私にとって記念すべき曲。
高校生の頃は、「Yes」とか「ELP」などのプログレッシブ・ロックを好んで聴いていました。
そのELPのライブアルバムに「展覧会の絵」がありました。歌詞付きで(笑)
最初はオリジナル曲かと思っていましたが、調べたらムソルグスキーにたどり着いたんです。
当時はLPレコードでA面がアシュケナージのピアノ版、B面がメータ&ロスフィルのオケ版でした。
このLPレコードを聴いてからクラシック音楽の世界に足を踏み入れた訳です。
今日で日フィルとしては最後の乗り番の首席ホルンの「のぶさん」…
この曲ではあまり目立ちませんが、縁の下からしっかりと曲を支えてくれました。
2003年入団だと記憶しているので、9年間お疲れさまでした。
日フィルで聴けなくなるのはとても残念ですが、4月からは新しい環境で頑張って下さい。
アンコールは
渡辺さんがブリテン:6つのメタモルフォーゼから「第6番アレトゥーサ」
オケが2曲で、グリーグ:ホルベアの時代より「プレリュード」、 マスカーニ:カヴァレリアルスティカーナ間奏曲
これがまたマスカーニが良かったです。
良い誕生日のプレゼントを頂きました。
誕生日と言えば、出張先で祝って頂きました。
さくらのケーキと、さくら茶…
美味しかったです。
ありがとうございました。
おまけに今日はソニックシティ真ん前のドトールコーヒーで時間調整のために「さくらラテ」を飲んだので、桜づくしでした。
実際の桜はまだ咲いていませんでしたけど…