
NHK音楽祭 ズービン・メータ&イスラエル・フィル
実際に聴きに行ったのは10/29日です。
プログラムは
シューベルト:交響曲 第6番 ハ長調 D.589
マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調
やはりNHKホールは遠いです。
渋谷駅から1時間30分かかりました。
最もザ・ミュージアムの「夢見るフランス絵画展」などに寄り道していたんですけど(笑)
でも、直接行っても結構時間がかかりますね。
シューベルトの第6番は、あまり演奏会では演奏されない曲だと思います。
第8番の「グレイト」の大ハ長調に対して、これは小ハ長調。
弦の豊かな音が聴けました。
正攻法な演奏でした。
マーラーの第5番はメータにとっては得意な曲であるはずなんですが…
出だしのTrpなどは凄く聴かせてくれましたが、曲が進むにつれてちょっと全体的にバランスが取れていない箇所が見受けられました。
まぁ私の席が3階中央の最前列という事もあり、そのせいかも知れませんが…
アンサンブル等に多少気になる部分はありましたが、全体的には満足できる演奏でした。
それにしても、演奏が終わった後の拍手喝さいが凄かったですね~
そこまでやるか?という感じです。
まぁ、私も拍手はしましたが(笑)
「ブラボー」だけでなく「ありがとう」などという声も聴かれました。
メータも、適当な所で引っこめば良いのに、歓声にこたえてアンコールまで…
マーラーが終わった時は21:10を過ぎていました。
明日は仕事なのに~
アンコールはマスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」から間奏曲
これも美しい演奏でした。
結局NHKホールを出たのは21:30過ぎ…
渋谷駅まで遠いのに(笑)
今年の来日公演では2回聴きに行きましたが、最盛期を過ぎたとはいえやはりメータはメータでした。
思い起こせば約40年位前にメータのLPレコードを購入しなければ今みたいにクラシック音楽を聴く大人になっていなかっただろうし…
感慨深いものがあります。
メータと言えば東日本大震災の際に来日中で、一旦国外に出たものの戻ってきてチャリティで第九を振ったのは有名ですが、今回の来日公演では確認できたものでVc.とVn.で奇跡の一本松で制作された楽器が使用されていました。
第九といえば、11/8日と11/9日にモーリス・ベジャール振付による第九演奏会があります。
勿論演奏はメータ&イスラエル・フィル…
行く予定はなかったのですが、ちょっと聴きに行きたくなりました。
でも、行きませんけど(笑)