
アンサンブル・アルモニュー
メンバーですが…(敬称略)
Vn.:斉藤政和(日フィル)
Va.:林康夫(都響)
Vc.:伊堂寺聡(日フィル)
Cb.:菅原光(日フィル)
Cl.:伊藤寛隆(日フィル首席奏者)
Fg.:鈴木一志(日フィル首席奏者)
Hr.:丸山勉(日フィル客席首席奏者)
編曲:福島弘和
プログラムは
ヨハン・シュトラウス:喜歌劇 こうもり序曲(七重奏版:福島弘和編曲)
モンティ:チャールダーシュ(弦楽四重奏)
シベリウス:悲しきワルツ(弦楽四重奏 + Cl.)
カザルス:鳥の歌(弦楽四重奏 + Hr.)
ピアソラ:リベルタンゴ(弦楽四重奏 + Fg.)
ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 作品20
前半は各楽器がメインを演奏する部分がある曲を選曲されていました。
それと各楽器の説明も行われました。
Vn.は弓を外して馬のしっぽの毛を見せたり…
Hr.はマウスピースだけで演奏してみせたり…
Fg.もリードだけくわえて音を出したり…
初めての人は面白かったかも知れません。
前半で特に凄かったのが「鳥の歌」でした。
身震いするほど凄い演奏でした。
休憩時間に菅原さんと話をしましたが、菅原さんも凄かったと言っていました。
こんな演奏、東京でも聴けないよとも…
そういえば菅原さんの奥様が大田原の方だそうで、菅原さんは開演前、休憩時間、終演後にホールの入り口に立たれ、お客さんへの対応をしていました。
後半のベートーヴェンですが…
演奏は素晴らしかったのですが、各楽章間にパラパラと拍手があったりなかったり…
全ての楽章後に拍手をするなら、ある意味分かる気がしますが、拍手をしない楽章もあったり…
何を基準に拍手をしていたんでしょうね~
アンコールはベートーヴェン 七重奏曲から第3楽章でした。
終演後は、普段は出待ちはしないのですが…
時間的に早いし、家まで車で1時間で帰れるし、「鳥の歌」の感想を伝えたかったので楽屋口で丸山さんを待っていました。
その時に、このアンサンブルの事を聞いたのですが…
今日のためだけに結成した訳ではなく、メンバーは多少変わることもあるけどコンサート活動なども行っているそうです。
今日の演奏は素晴らしかったので、また機会があれば聴きに行きたいと思います。
ついでに、那須野が原ハーモニーホールの小ホールの感想を聴いてみましたが…
程よい響きがあって、演奏する側から見ても客席が近く、客が入っても入らなくても音が変わらない良いホールだと感じたそうです。
ちょうど今日くらいの編成ではピッタリだとも言われていました。
VENUSも連れて来て下さいと言ったら…
「良いね~」と言われていたので、いつか那須野が原ハーモニーホールでVENUSのコンサートがあるかも…