
第650回 日フィル東京定期演奏会
実際に聴きに行ったのは5/24日です。
プログラムは
指揮者:高関健
コンマス:扇谷さん
モーツァルト:交響曲 第41番 ハ長調 k.551 「ジュピター」
ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 op.55 「英雄」
今回のマエストロの高関さんは、定期の1ヶ月以上前から入念な準備を行っていました。
彼のFBやTwitterから、それが伝わってきていました。
たとえば…
これパート譜ですが、高関さんが全て自分で書き込みを行ってオケに渡しています。
同時にスコアのさらなる研究を行っていて、彼のまじめさと言うか緻密さが現れています。
写真は高関さんのTwitterから引用しました。
だけど、実際には譜面台にスコアは置いてあったものの最初から最後まで表紙が見えるだけで暗譜で振っていました。
凄い人です。
演奏は対向配置でした。
ジュピターは少し「あれ?」という部分もありましたが、エロイカは何というか高関さんのこだわりが伝わってくるような演奏になりました。
ちょっと早めのテンポでしたが、これが心地良い…
しかし「英雄」って違和感がありますよね…
エロイカだと頭の中で曲が流れてきますが、英雄だと一旦エロイカに変換してからでないと駄目です(笑)
ずっと高関さんの振る後ろ姿を見ながら聴いていましたが、凄い体力だなと思いました。
終演後は、P席に向かっては礼をしませんでした(笑)
次回のインキネンの時にどうなるのか楽しみです。
それと、やっと定期会員の継続手続きが終了したようです。
後はチケットが送られてくるだけです。
継続の申し込みをしてから実際に手続きが終わるまでが、ちゃんと伝わっているのか不安ですね。
特に今の席が気に入っているので…
でも、また同じ席で来シーズンも聴けて嬉しい。