
小山実稚恵ピアノ・リサイタル
今日は那須野が原ハーモニーホールで小山さんのピアノ・リサイタルがありました。
昨日は用事があって東京出張後、横浜の実家にとまり今日帰って来た訳ですが、疲れがたまりすぎて家を出るのがギリギリになってしまいました。
そんな時には悪い事が重なるもので、バッテリーがあがってしまい車のエンジンがかかりません。
どうやら後ろのドアが完全に閉まっていなくて室内の警告ランプが点きっぱなしだったようです。
急いでバッテリーを急速充電して家を出たのが18:00ちょっと前…
開演は18:30です。
普段は開場時刻に余裕をもって出かける方なので疲れが無かったら、バッテリーを充電しても間に合ったのに…。
プログラムは
前半(聴けませんでした)
J.S.バッハ/ブゾーニ:シャコンヌ
ワーグナー/リスト:イゾルデの愛の死
リスト:3つの演奏会用練習曲より 第3曲「ため息」
リスト:愛の夢 第3番
リスト:パガニーニによる大練習曲より 第3番 「ラ・カンパネラ」
後半
フランク:プレリュード、コラールとフーガ
ショパン:ポロネーズ 第7番 変イ短調 op.61 「幻想」
ショパン:ポロネーズ 第6番 変イ長調 op.53 「英雄」
ちょうどホールに着いたのが19:05すぎ頃でした。
チケットを切ってもらう時に、ちょうど休憩時間に入った所ですと言われ…
リストを聴きたかったのに、間に合わなかったとちょっとガッカリ。
ちょうど入った時に知人(ピアノの先生)に会って、「前半良かったですよ〜」 と言われてまたちょっとガッカリ…
出遅れた自分が悪いんですけどね〜
後半の演奏が始まって、小山さんはパープル系のドレスで登場…
結構この色好きです(笑)
9/3の山田和樹コンチェルト・シリーズもこのドレスでした。
3曲を連続で聴いて…
どれも良い演奏だったんですが、少し違和感がありました。
後で聞いたら調律がうまくいっていなかったようです。
アンコールの1曲目に何とリストの「ため息」…
コンチェルトなどでは本プログラムの一部をアコールで演奏する事はありますが、ソロ・リサイタルで本プログラムで演奏した曲をアンコールで再度演奏するのは初めての経験でした。
これは終演後聞いた話ですが、調律が上手くいっていなかったので実は本プログラムでは「ため息」は演奏しなかったとか…
楽しみにしていた曲を1曲でも聴けてラッキーでした。
その後のアンコール曲は
シューベルト:即興曲 op.142-3
ショパン:ワルツ8番 嬰ハ短調 op.53-2
ショパン:ワルツ9番 op.69-2 「告別」
と案内が出ていましたが、ワルツ8番ではなくて実際に演奏したのは7番でした。
と思うんですが…
スタッフの人、間違えちゃ駄目ですよ(笑)
シューベルトのこの曲はアンコールというよりも本プログラムで演奏してもおかしくない曲…
またまたラッキーでした。
最初は、エンジンがかからなかった時に今日は聴きに行くのを諦めようと思ったのですが遅れてでも行って良かった!
最近、小山さんとお話をしていないのでサイン会に参加しました。
問題は、小山さんのCDってメジャーなのはすでに持っている事です。
その中で選んだのは「アンコール」という1987年から2000年に録音された曲が収録されているアルバムです。
今日聴けなかった「愛の夢 第3番」や「ラ・カンパネラ」お入っているし…
でも、結局は同じ音源のCDは持っているんだろうな〜 と思いながら…
最後の方だったので、今日は結構お話が出来ました。
今日のリサイタルの事は勿論、9/3のコンチェルトやそれ以前の演奏なども話したり…
古くは毎年2月に行っている日フィルの九州横断演奏会に約2週間同行された時の事まで話に出て来ました。
時間的には10分程度ですが、いつもは話しかけてもはにかんで頷いている事が多い小山さんも、今日は随所に言葉を挟み付き合ってくれました。
こんなに話したのは数年前のトークショー以来かな〜
小山さんの人柄が現れて楽しい時間でした。
やっぱり頑張って行って良かった(笑)