
マロニエール・クラシック・フェスティバルコンサート Vol2
プログラムは敬称略で
指揮者:小森康弘
トロンボーン:菊池公佑
ピアノ:菅野祐悟
コンマス:小森谷巧(読響コンサートマスター)
管弦楽:MCFオーケストラとちぎ
オッフェンバック:喜歌劇「天国と地獄」序曲
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
菅野祐悟:”新参者”より「新参者-MAIN THEME-」
菅野祐悟:”ガリレオ”より「探偵ガリレオ」
菅野祐悟:”ダブルフェイス”より「ダブルフェイス-MAIN THEME-」
菅野祐悟:トロンボーン協奏曲「Flower」より第2楽章
菅野祐悟:”軍師官兵衛”より「軍師官兵衛メドレー」
「MCFオーケストラとちぎ」とは、栃木県に由来のある音楽家が集まって昨年8月に第1回目の演奏会が開催されました。
今回はその第2回目です。
指揮者の小森さんも栃木県出身です。
あれっ、コンマスの小森谷さんってお隣の県出身のはず…
というところで思い出しましたが、以前、玉川克さんの室内楽コンサートに出演されたときに、ヴァイオリンを習いに栃木県まで通っていたとか…
確かに栃木県に縁がありますね。
前半の2曲は、普通のクラシック演奏会です。
違うのは、普通のオケの演奏会だと楽団員の方は大体黒尽くめの格好をしていますが、MCFオーケストラとちぎは夫々の方がドレスアップして鮮やかな色がステージ上を埋めました。
まぁ、男性は基本的には黒尽くめでしたが…
後半は、「軍師官兵衛」「MOZU」「花咲舞が黙ってない」「ジョジョの奇妙な冒険」などが評価されギャラクシー賞 5月月間賞を受賞された菅野祐悟さんとのコラボです。
勿論、菅野さんも栃木県出身で高校まで県内の高校に通われていました。
ここのところTVドラマなどで、「あっ、この音楽は」と思うと菅野さんが音楽を担当されている場合が多いので、皆さんもどこかで聴いていると思います。
今やっているドラマでは「昼顔」がそうですね。
今日は、菅野さんはピアノで参加です。
が、残念ながらPAを通しての音でした。
通常のクラシックの曲ではないので、フルオケをバックに生音では厳しいのかもしれませんね。
また、菅野さんは劇伴作曲家だけでなく純クラシック曲の作曲も手がけています。
その中から、日フィル首席トロンボーン奏者の藤原功次郎さんが委嘱した「Flower」も第2楽章だけですが演奏されました。
昨年になりますが、山田和樹指揮、日フィルで「Flower」の全楽章を聴いています。
勿論トロンボーンは功次郎さんで、その日の演奏は「花と風と功次郎と」というCDに収録されています。
このCDです!
(上の写真は杉並公会堂ではなくて功次郎さんと東京文化会館です)
私が菅野さんと始めてお話をさせて頂いたのも、この日で杉並公会堂でした。
今日は、功次郎さんではなく仙台フィルの首席奏者である菊池さんが演奏されました。
アンコールは、菅野さんピアノソロで「interlude8 ~夢~」、オケと一緒に「花咲舞が黙ってない-MEIN THEMA」でした。
菅野さんのゆるいトークもとても楽しく、台風の影響で天気が微妙でしたが楽しい演奏会でした。
終演後の菅野さん…。
(勿論、写真のUPはFacebookも含めてご本人の了解を得ています)