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昨日行ったセザンヌ展

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昨日、日フィル定期演奏会まで時間が空いていたので国立新美術館で開催されているセザンヌ展を観て来ました。
6/11日までだったのでかなりギリギリです。

平日だから空いているかと思いましたが、結構人が入っていました。
昨日は「国際博物館の日」で先着4,000人に記念品を配る事になっていましたが、もう無かったし(笑)

これじゃ分からないと思いますけど、初期、風景、身体、肖像、静物、晩年と6つのコーナーに分けての展示でした。
展示作品は90作品弱… 昨日は86作品。

オルセー美術館、パリ市立プテイ・パレ美術館をはじめ世界各地から集まってきていました。
日本の美術館では横浜美術館が多かったかな…

個人蔵の作品も10数点ありました。
「エルミタージュ美術館展」 も同時開催でしたが、エルミタージュ美術館からのも展示されていました。

エルミタージュ美術館展も興味がありましたが、1日に両方は消化不良を起こしそうだし時間もなかったので今回はパス。
こちらは7/16までなので、観に来れる機会はあるかも知れないし…

創作時期順での展示ではなかったので、初期の頃の暗いイメージの作品、1870年代のやや明るい色合いの作品、1880年代の規則的な直線を多用する作品と観比べられて興味深い企画展でした、

「台所のテーブル」は残念ながら観れませんでしたがかなり主要な作品を観る事が出来ました。

中でも印象に残っているのをいくつか上げると…

ピアノを弾く少女(「タンホイザー序曲」) – エルミタージュ美術館
四季 – パリ市立プテイ・パレ美術館
田舎の家 – ワズワース・アテネウム美術館
リンゴとオレンジ – オルセー美術館
アンブルワーズ・ヴォラールの肖像 – パリ市立プテイ・パレ美術館
サント=ヴィクトワール山 – フィリップス・コレクション
大きな松の木と赤い大地 – 個人蔵
水の反映 – 個人蔵

それ以外にも長い時間鑑賞していた作品もあったんですけどね〜
本当は作品もここで見せられれば良いんですけど、ネットで検索して下さい。

また、実際に作品で描かれている元の対象物や、アトリエの再現などもありました。

演奏会の時間を気にしながら少し急いだ鑑賞でしたが、それでも90分程度観ていました。
時間を気にしなければ、後1時間は観ていたかも…

途中で地震があったんです、
一緒に行った方と、「あっ、揺れてる」と話した後に館内放送で「緊急地震速報」の放送があり、警備員が「安全な姿勢をとって動かないで下さい」と館内を回っていました。

もう揺れはおさまっているし、安全な姿勢って何だろうと二人で悩んでいるうちに、解除になりました。
震度3だったようです。

次に行きたい美術展は…

7/14〜10/14 ブリジストン美術館での「ドビュッシー、音楽と美術」
10/3〜12/23 国立新美術館での「リヒテンシュタイン 華麗なる公爵家の秘宝」

などなど…

後はツタンカーメン展もね(笑)