
「フェルメールブルー・インク」
東京都美術館で開催されていた「マウリッツハイス美術館展」が、現在は場所を神戸市立博物館に移して開催されています。
その記念に神戸にある文具店が作成したインクです。
このお店は、何年か前に良く神戸出張をしていた時には実際に三宮センター街の店舗に足を運びましたが、とても楽しいお店でした。
インクに関しては、「kobe INK物語」という六甲グリーンとか波止場ブルーとかご当地にちなんだ名前のオリジナルインクを販売しており、今回の「フェルメールブルー」もその一環でかつ期間限定で発売されました。
発売開始日をメモしていたのですが、そのメモを見る事がなく発売後3日目に楽天のオンラインショップにアクセスしたら、もう売り切れ…
その後、10月中旬発送予定の在庫を確保中と出ていたので1日に1回はのぞいていましたが、タイミングが悪くその時も売り切れ…
次の10月下旬発送予定の販売でやっと購入出来ました。
一時期は、完売しましたという事になっていましたが、現時点では再度の入荷調整を行っているようでもしかしたら再販売があるかも知れません。
実店舗では在庫があって購入出来る可能性もありますけどね〜
という事で、やっと「フェルメールブルー・インク」が届きました。
プチプチで包まれていました。
箱にはモデルにしたフェルメールの絵が…
中には、こんな形のインクボトルとカードが入っています。
早速、色合いを試したかったのですがガラスペンは持っていませんので、ニブやコンバーターの洗浄を行い…
洗浄しても色が落ちないコンバーターは購入して、やっと試す事が出来ました。
4本の万年筆でまずは書いてみました。
この際はまだコンバーターは未使用です。
上から
パイロット カスタム742(EF)
EFのニブでも綺麗なブルーが表現出来ています。
パイロット ミュー90(F)
パイロットの創立90周年を記念して9000本限定で販売されたミュー90
私は以前このミューシリーズを「近未来的で格好良い」という理由で購入していました。
その復刻版が出たので思わず購入した物です。
ただし、インクのフローがあまり良くなく書き味にムラがあります。
スムーズに書けるんですけどね〜
今回もFのはずがEFに近い印象…
でもミュー90は普段は使わないで、時々思い出したように使う程度なので問題はありません。
LAMY のサファリ(F)
最近は一番良く使っているペンです。
お手軽ですからね〜
ただし、ちょっと書く時に引っかかりがあります。
WATERMAN 型番は忘れましたがニブはFだと思います。
これ、久々に使いましたが書き味が良かったです。
どれも、 色は美しいブルー
写真撮影の環境や、ディスプレイを通して見るという影響で実際にはもう少し明るいブルーです。
4本を試してみて、PILOTカスタムとWATERMANでこのインクを使う事に決めました。
例えば打ち合わせであまり芳しくない事を書く時もこのインクであれば少し心が静まる気がします(笑)
再販売が決まって間に合えば、もう1本買っておきたいインクです。