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時をかけるおじさん達

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時をかけるのは少女ではないかという指摘がありそうですが、今日はおじさん達の話です。

遡ること約15年…
私が「AOKI-NET」というサイトを立ち上げたのは1999年11月でした。

今では、取りとめもないblogになっていますが、当時は「中小企業診断士の受験生を応援するサイト」という内容でした。
私が中小企業診断士の受験をしたのが1999年で、今は試験制度も変わって、詳細は知りませんが(笑)当時は結構大変でした。

一次試験が8月の熱い土日の二日間で8科目の記述試験。

それに合格すると10月10日の論述試験に続きます。
なお、一次試験の合否が決まってから二次試験の勉強を始めるのでは間に合いません。
合否が分からないのに、必死に二次試験の勉強をしていました。

だから、一般的には1年目に一次試験の合格を目指して、その翌年を二次試験の本番にする受験生も多かった気がします。

合格率は、確か夫々が2割くらいだったかと…
両方あわせると100人受験して、4人が合格というところです。

その後、翌年の1月に2週間の実務研修があり、実際に2社の企業を診断して4月の登録になります。

私は幸い1年で一次試験、二次試験に合格しました。
えへん!(笑)

だから私は2000年登録です。

新しい試験制度は、私が知っている少し古いものでは、一次試験がマークシートになったり科目合格が導入されたり、実務実習の前に三次試験(面接)が追加されたりしていました。
昔は一次試験の8科目のうち1科目でも合格水準に達しなければ不合格になっていたのに、科目合格制度になると翌年は不合格になった科目だけ受検すれば良いという事ですね。
そういった意味では少し楽になったのかも…

勉強をしてみて思ったのは、8科目と言う範囲の広さ…
当時は試験委員も公表されていませんので、どんな問題が出題されるかも分かりません。
とりあえず過去問を分析して対策を練るしか方法がありませんでした。

例えば財務管理などは正解は大体が決まっているので勉強しやすいですが、経営やマーケティング、労務管理などは一体どういう問題が出題されて、どんな文章を書けば何点もらえるのかも分からないという状態です。

そこで、折角1年間の勉強で作成した資料等のドキュメントが山にようにあったので、それを公開していたのです。
それ以外に掲示板を設置したりして、受験生仲間とコミュニケーションを取れるようにしていました。

かなりの方と知り合いました。

話は変わって、本日は東京出張でした。

当時知り合った方にAさんとBさんがいました。
Aさんは2000年に合格して2001年に登録…
Bさんは途中で会社の経営を継いで、勉強時間が取れなくなり受験を断念しました。

Aさんは、その後某国立大学の大学院教授を経て、現在はある分野での第一人者としてご活躍中です。
そういえば、大学院教授時代に私が作った資料を教材にしたいと申し入れを頂き、ドキドキした覚えがあります。

そのAさんが主催する講演会が東京であり、Bさんがそれに出席するというので…
私も東京出張なので会う計画を立てたのです。
某フカヒレを得意としているお店でランチをご一緒する事にしました。

実はBさんにはお会いした事があるのですが、Aさんにお会いするのは初めてでした。

Aさんは広島、Bさんは鳥取と距離が離れているので、なかなかお会いできる機会がないのです。

でも、何か初めて会った気がしませんでしたね~

メインはフカヒレの姿煮でしたが、ピントが合っていませんね(笑)

お店の入り口には、こんなものもありました。

あまり時間が無い中でのランチでしたが、とても楽しい有意義な場でした。

少女は4日前にさかのぼるけど、おじさん達は15年もさかのぼりました(笑)