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音楽

第343回 都響プロムナードコンサート

音楽

シベリウスが聴きたくて都響のプロムナードコンサートに行って来ました。

まずは、twitterがきっかけで知り合った高崎の方と上野で待ち合わせ。
昨年11月以来の再会です。

「ねぎし」上野駅前店で昼食の牛タンを食べてサントリーホールへ…
11月はソワレだったので、あまりお話をする時間がありませんでしたが、本日はマチネなので結構な時間喫茶店でお話が出来ました。

プログラムは

指揮者:ハンヌ・リントゥ
ヴァイオリン:豊嶋泰嗣
(当初の予定はゾフィア・ヤッフェがソリストでしたが、体調不良により急遽変更)

シベリウス:交響詩「タピオラ」作品112
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
シベリウス:交響曲 第5番 変ホ長調 作品82
シベリウス:交響詩「フィンランディア」作品26

最初、団員が入場するものの楽器を持っていない人もいます(特に金管)
冒頭に、ここのところ恒例になっていますが、リントゥ氏が 震災に関してのメッセージ。

追悼として「G線上のアリア」の演奏… 続いて30秒の黙祷と厳かに始まりました。
これで、楽器を持っていない理由も分かりました。

メータのアリアは聴けなかったけど、今日聴けて感動してきました。

最初のタピオラですが、そもそもが力強い曲ですが最初から少し重い演奏でした。
だから、あまりクライマックスが目立たなかった。

コルンゴルトはすみません初めて聴きました。
ジャンルはクラシックなんでしょうけど、映画音楽みたいな曲でした。
嫌いじゃないです(笑)

でも、急遽の代役のためでしょうか豊嶋のソロと、オケのアンサンブルが何かちぐはぐな気がしました、
最も始めて聴いた曲なので、これであっているのかもしれませんが…。

シベリウスの5番、良かったです。
シベリウスというと2番が有名なので、演奏される機会も2番が多い…

でも、私は5番の方が好きだったりします。
異論もあろうかと思いますが、大雑把に言うと1楽章はホルンとトランペット、2楽章はヴィオラとチェロ、3楽章はフルートが主役です。
中でもやっぱりフルートかな〜 弦に対してもフルート風にと指示があるくらいです。

今日のフルートの音色は震えるほど良かったですね〜

最後はフィンランディア。

何なんだ、このフィンランディアは…
リントゥは、「お前ら、もっと来やがれ」とも言わんばかりにオケを煽っています。
オケもそれにしっかりと応えている。それも、破綻する寸前でバランスがとれていました。

シベリウスを選んで聴きに行くときは、フィンランディアが付いてくる(笑)事が多いので、聴く機会は沢山あります。
今日の演奏は、その中でも忘れられない演奏の一つになると思います。